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吾輩は猫である broooock→スマイル ページ49

broooockside


柔らかい日差しの中、ベッドの上で大きな欠伸をする。
今は何時だろう。
まだスマイルは起きてないのかな。
ならもう少し寝ようか、なんて考えながら彼の体に身を寄せる。
暖かい彼の体温と優しい香りが身体を包んで、なんだか凄く安心した。

「...ん...broooock、起きたのか。」
「うん、起こしちゃった?」
「ははw相変わらず眠そうな声だな。」

彼の大きな手が僕の頭を撫でる。
相変わらず優しいその手つきに、また少し眠たくなって。
でも、スマイルが起きたなら僕も起きないと。
そう思ってベッドから降りる。
とたとたとドアに向かって歩けば、少し慌てた様子でスマイルがドアを開けてくれた。
...別に僕だって開けられるのに。



「今日はなんかご機嫌だな、broooock。」
「そう?僕はいつもこんな感じだけど。」
「ご飯用意するから、ちょっと待ってろ。」

優しく僕に笑いかけて、彼はキッチンへ向かった。
ガサガサと袋を弄る音がして、少しすると、いい匂いが漂ってきた。

「お腹空いた〜」
「ちょ、待てbroooock、もう少しだから。」

キッチンに立つスマイルの服の裾を引っ張る。
そうすると、急いでご飯を用意してくれた。
彼より一足先にご飯に口をつける。
...うん、やっぱり美味しい。

「美味しいか?...よかった。」

ご飯を食べる僕の前で、スマイルが微笑む。
今日はよく笑うね。
いい事でもあったのかな。
聞いてみたいけれど、きっと彼は答えてくれないし。
頭を撫でられながら「うん。」と言えば、少し嬉しそうに笑った。
...君が笑ってくれるなら、それでいいかな。



「いただきます。」

そう言ってスマイルもご飯を食べ始める。
...やっぱり、スマイルのご飯も美味しそうだなぁ。
僕は食べた事無いけど、いつか食べてみたい。

...あぁでも、たまにしてくれるあーんの方がいいな。

「...ん?欲しいのか?」
「うん、ちょーだい。」
「ん〜、これはダメ。」
「えぇ...けち〜。」
「お菓子あげるから、な?」

そう言ってスマイルはまた僕の頭を撫でる。
...そうやれば誤魔化せると思ってるでしょ。
まぁ、実際絆されてるんだけどさぁ。
だって仕方ないじゃん、撫でるの上手いんだもん。
気持ちいいから気分が上がるしね。
ご機嫌に鼻歌を歌えば、彼は僕の頭から手を話してご飯を食べるのを再開した。

...ちょっと暇になっちゃったな。
庭にでも行こうか。

▽+続編→←▽



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ローゼ(プロフ) - あひろさん» お褒めの言葉ありがとうございます!! (9月21日 1時) (レス) id: f55381ff07 (このIDを非表示/違反報告)
あひろ - 片想いも両想いも、エモエモすぎて感動しました…本当に言葉選びがお上手で…思わず泣いちゃいました() (9月21日 0時) (レス) id: bbc6d491d9 (このIDを非表示/違反報告)
ローゼ(プロフ) - ライクさん» ありがとうございます!w (9月21日 0時) (レス) id: f55381ff07 (このIDを非表示/違反報告)
ライク - ろぉぜさんしゅき… (9月21日 0時) (レス) id: c1d37a3d16 (このIDを非表示/違反報告)
ローゼ(プロフ) - Yuriさん» 楽しんで頂けたようで嬉しいです!あーるの方はもう少しお待ちください...。 (9月18日 20時) (レス) id: f55381ff07 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ローゼ | 作成日時:2019年6月22日 7時

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