白尾さん達の恋模様3【BL】 (ページ46)

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そして今日も、みんなに愛されに行く。
食堂に行けば、みんなは既にそこにいた。
俺を見るなり幸せそうに笑って、俺の周りに集まってくる。

「おはよ、なかむ。腰痛くない？」

青色の彼は、心配そうに俺を覗き込んだ。

「おはよ～。なかむ、今夜は僕だよ？」

赤色の彼は、俺のピアスを撫でながら妖しく笑った。

「おはよう。痕消えてないよな？」

緑色の彼は、噛み跡がある部分をなぞりながら、瞳を輝かせた。

「おはよ。今日は俺の隣来ないか？」

紫色の彼は、微笑みながら俺の手を引いた。

「あ、そうだなかむ。後で、お菓子作ってあげるね。」

黄色の彼は、楽しそうに笑いながら俺の頭を撫でた。
みんな穏やかな笑みを浮かべているけれど、その裏にある独占欲は計り知れない。
でも、それでいい。
それでこそ、俺は愛されてるって実感出来るんだから。

ほら、一日の始まりだ。

「おはよう、みんな！」

じゃあ、今日も愛してね？

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純粋な愛されが書けそうに無かったので...。
若干病み感あるお話です。