最終話 ページ28
『ねぇ、ドス君、』
「何ですか?」
呼びかれば貴方がそこに居る。
これが私の日常。
いや、、
______ドス君との日常だ。
____________
おまけ
ドス君side
『ねぇ、ドス君、』
地下でAさんは紅茶を飲みながら問いかけた。
「何でしょう?」
『あの日、私の家に来たのって、私が会いたくなるって思ったからじゃないでしょ』
「、、バレました?」
「僕も会いたかったんですよ」
本心を言うとAさんはそっぽ向いてしまった。
顔は見えないが、真っ白な髪の隙間から赤く染まった耳が見えた。
「照れました?」
『照れてない、』
「顔、赤いですよ?」
『…嬉しかっただけだし、、照れてないし、、』
少し揶揄うと拗ねた様に小さな声で言った。
「そうですか」
どうやらAさんは、僕の心をかき乱すのが好きな様だ。
でも、Aさんは知っているのだろうか?
カルマジットの兵に情報を流したのも、黒服の娘を攫う様に組織に指示したのも、組合のデータの通信を遮断したのも、
全部、僕の仕業ということに。
なるべくストレスをかけるため、殺しをさせたおかげで、簡単に壊れてくれて、大変助かりました。
ポートマフィアでの彼女の失踪によって、大きな影響を与えることができましたし、彼女に罪悪感を抱く、太宰くんにも動揺を与えることも、、
「ふふ、」
『?』
そして何より、Aさんを手に入れることができた。
О, как я счастлив.
心の中で呟き、Aさんの頭をそっと撫でた。
__________________
ぐへへへ、ヤンデレ最高、、うへへへ
最後まで、Aちゃんを苦しめて、ヤンデレを楽しむ作者です。
【お巡りさん!この人です!!】
by.akaringo
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akaringo(プロフ) - 真夜さん» コメントありがとうございます!!大好きな作品なんて光栄です!! (5月8日 0時) (レス) id: 4f382ebc4e (このIDを非表示/違反報告)
真夜 - 最後の『О, как я счастлив.』の意味を調べて一人で喜んでました。大好きな作品です。完結おめでとうごさいます。 (5月7日 18時) (レス) @page28 id: b9cec51391 (このIDを非表示/違反報告)
るみ(プロフ) - ああああああああああああ好きです好きです好きです好きです好きです!!!!!!!!!最高すぎます!!!!!主様ありがとう!!!!!!! (4月16日 18時) (レス) @page24 id: 0417e46c9c (このIDを非表示/違反報告)
akaringo(プロフ) - リムル=テンペストさん» コメントありがとうございます!こちらこそこの作品を読んでいただきありがとうございました!☺️ (4月13日 16時) (レス) id: 4f382ebc4e (このIDを非表示/違反報告)
リムル=テンペスト - 一気読みしました最高でした 書いていただき有難う御座いました (4月13日 16時) (レス) @page29 id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:akaringo | 作成日時:2023年10月22日 16時