ドス君との日常 2

64話 ページ18

最終的には、人虎がルーシー・モンゴメリーが自分で異能力を解除した。


「あああっエリスちゃん！！心配したのだよ！」

そして、ロリコン、訂正、森さんは、エリスちゃんを見つけると一目散に走っていった。




ただの変態でしょ、誰かお巡りさん呼ぼう！！


「急に消えたら、リンタロウが心配すると思って、そしたら泣かせたくなった」


満面の笑みで言うエリスちゃんは鬼畜か何かなのだろうか？


ギャーギャー騒いでいると、人虎がこちらに歩いてきて森さんに礼を言った。


「少年。どんな困難な戦局でも、必ず理論的な最適解は有る。混乱して自棄になりそうな時ほど、それを忘れてはいけないよ」

「行こうか」




森さんはそう言うと、振り返り、歩いて行った。




私もその後を追った。



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『誰もあなたがポートマフィアの首領だなんて信じられでしょうね、すばらしい演技でしたよ。森さん』

「それはA君もだよ」

『光栄です』

暗い闇に包まれた横浜の街路樹に二人の声が響いた。


「私も童心に帰って、敵をばっさばさと遣っ付けたくなったよ」



「中年には無理」



『、、、』



「非道い！」




私は黒い鬘をとって前を見た。

私たちの視線の先には、ギルドの刺客と見られる構成員と中也、そして黒蜥蜴たちがいた。


「これが組合の刺客かね？」



「はい」





「探偵社に組合、我々もまた、困難な戦局と言う訳だ」





「最適解が必要だね。組合も、探偵社も」





森さんは、前髪をかき上げ、こちらを振り返った。












「敵対者は徹底的に潰して、殺す」




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評価よろしくお願いします。

作者のモチベがぁぁぁ、、





by Ringo

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