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人も集まり始めて、練習が始まる。

俺も一応マネージャーという立場でサポートはすることにした。


烏養「よーしお前ら!対人パスが終わったら早速試合形式でやんぞー!」

武田「Aくん、ちょっといいかな?」

『?……はい。』


武田先生からちょいちょいと手招きされて、近くまで寄る。

武田「Aくんから見て、ここのチームはどう感じますか?」

『……』

武田「客観的な意見で大丈夫です。練習不足だとか、ここを改善したらいい、とか。」

『そうですね……僕が前いたところに比べたら、圧倒的に基礎ができてないです。まだちゃんと見てないんで、何とも言えないですけど、レシーブ力は足りないですね。って、すみません、生意気なこと言って……』

武田「いえいえ、真っ当な意見ですよ。」


何故か武田先生はニコニコしている。

武田「烏野はまだ発展途中なんです。でも、着実に、一歩一歩進んでいます。それをAくんにも見て欲しいです。」

『……』


目の前の人たちを見る。


あ、影山がトスをあげた、そう思った瞬間



『ッ!?』


訳がわからなかった。


今、誰が打った?

影山がトスをあげる前には日向はもう飛んでいて、それで、日向が打って、?もうボールは敵陣地のコートに落ちている。てか、待って、日向、目をつぶってなかった??


『……確かに、これは……』


ちょっとだけ面白いかもと思ってしまった。

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作者名:ましあ | 作成日時:2024年2月29日 19時

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