もう2度と、バレーボールはやらないと【HQ】 (ページ22)

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月島のお母さんにご飯をご馳走になって、ちょうど20時くらいなる頃、お風呂に入った。

お邪魔した身なのに1番先に入るのは申し訳ないと言って、月島を先に入らせて、2番目に俺が入ることにした。

服を脱ぐと、ちょうど服に隠れるようにと、計算的に殴られた痕が痛々しく見えた。

もし、あのまま家に帰ってたら、また殴られてたかもしれない。

そう思うと寒気がした。

月島が中学生のときに着てた寝巻きを借りて、上へ向かう。

『月島くんの中学校の時の身長と、俺の今の身長が同じってどう言うこと？』

月島「遺伝でしょ。てか、日向に比べたら普通にAも身長高い方だし。」

『でもなんか悔しいわぁー』

なんて言いながら、少し緩い袖をブンブン振り回す。

そういえば、中学校はひたすら身長を伸ばすために、牛乳死ぬほど飲まされたなー、なんて思い出しながら、布団に寝そべる。

月島「……ずいぶん早寝だね」

『んー、ちょっと、疲れた。』

月島「まだ9時だけど、小学生なの？w」

『うん……』

月島「……」

月島の煽りを適当にかわして目を閉じる。

ほんとに、最近色々ありすぎて、疲れた……。