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そのうち、烏養さんが来て、練習は続行された。
俺の顔色を見るなり、帰ったほうがいいと言われたが、帰れないのだ。帰ったらあいつがいるから。
武田「Aくん、お母様と連絡がつきました。」
武田「事情を説明すると、すぐに理解してくれました。今日は自宅へ帰るのは控えたほうがいいのですが、私はあまりお勧めできません。未成年なので、保護者の管轄内にいた方がいいと思います、ですが、事態が事態なので……」
『……そうですよね。』
影山「？ようは、泊まる場所があればいいってことっすよね？」
武田「……そうですね、誰かの家にお邪魔させてもらってもいいですか？」
日向「はい！！俺んちいつでもオッケー！」
田中「日向んちはチャリで1時間だろ！どうやって行くんだよ！」
日向「あ、そっか。」
山口「俺の家は今日はパスで！親戚が来てるので難しいです……」
影山「俺も今日は無理だ。姉貴が来るから。布団が足りねぇ。」
菅原「と、なると……」
みんなが一斉に月島の方を向く。
月島「……いや、むりですy「いいじゃんツッキー！明照くんの布団あるし！！」山口うるさい」
心底嫌そうな顔をする月島。
まぁ、そうだよね、あれだけ憎まれ口叩いた相手を泊めるなんて、俺でも嫌だ。
武田「月島くん、お願いします。僕からも頼みます。」
『……月島くん、お願い、します。』
月島「……ッ、あぁ、もう！うちの母親が無理って言ったら諦めてくださいね！」
そう言って携帯を取り出し、電話をかける月島。
なんだ、優しいところもあるじゃないか。
月島「……残念ながら承諾が出ました。」
『っ、ありがとう！！』
月島「ちょっ、抱きしめないでくれる！？」
田中「月島！やるじゃねえか！！」
西谷「漢だな！」
月島「チョット、収拾つかないんだけど！？」
ということで、なんと月島の家に泊まることになった。
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作者名：ましあ
| 作成日時：2024年2月29日 19時
