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付き合う前の話 ページ8

昼休み

まだこの学院のことをよく知らない私はいつもあんず先輩と昼食を食べていた。


「Aちゃん、お弁当いつも作ってるの?」


『うん、作ることが多いけどね、今日は寝坊しちゃって…あはは』


目覚まし時計は鳴った、気力がなかっただけだ。


「よし!学食デビューかな!!」


ほら、こっち!と先輩に手を引かれやって来たのは食堂だった。


「何食べよっかな〜」


慣れた雰囲気で食堂に入っていく先輩についていく。
彩り豊かなメニューを見ながら空いていたソファに座る。


「Aちゃん、何食べる?」


『えっと…サンドイッチのAセットで』


「美味しそう!私も同じのにしよ〜!じゃあ買ってくるね」


Aちゃんはお留守番〜!と言い、注文しに行ってしまった。
先輩に買いに行かせてしまった…!


「ここ、隣いい?」


ふと後ろから声がした。
聞いたことがあるような…


『あっ、すみません、座る人がいるので…!』


「そっか!ごめんごめん!って、一年の転校生?」


『はい、大空Aです』


「なんで敬語?まあいいや、俺は葵ひなた!よろしくね」


『よ、よろしく…!』


ひなたside



Aって言うんだ?
聞き流してたから知らなかったな…


「おまたせAちゃーん!…とひなたくん!どうした二人仲良くくっついちゃって〜」


あれ、座る人ってあんず先輩か
からかうの上手だな〜


『いや、あの…違います!』


「あはは!Aってあんま男の人になれてない感じ〜?」


「Aちゃん照れ屋さんだからね♪」


『も〜先輩?!ほら、早く食べて行きますよ!』


たった数分の会話だった。

とりあえず席を探そうと思い、その場を離れる俺に軽く手を降ってくれた。


なんか、

ほっとけないんだよね。

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RIN(プロフ) - はちわれさん» 返信遅れてすみません!ありがとうございます!はい、リクエストいつでもお受けしますよ!! (2017年11月17日 23時) (レス) id: 96dd86c428 (このIDを非表示/違反報告)
はちわれ(プロフ) - RINさん» 本当ですか?← 私のひなたくん愛は留まる所を知らないので、またすぐにリクさせて頂いちゃうかもです(( 突然リクにお邪魔させていただくと思います(( これからも頑張ってください(`・ω・´) (2017年11月4日 20時) (レス) id: 2f34ec43f2 (このIDを非表示/違反報告)
RIN(プロフ) - はちわれさん» ありがとうございます!またリクエストありましたらよろしくお願いします!!お陰様で更新モチべ的なの上がりました! (2017年11月4日 20時) (レス) id: 82f591d60c (このIDを非表示/違反報告)
はちわれ(プロフ) - RINさん» 何度もコメント失礼します、可愛過ぎてつい(( 控えめに言っても神です…!!凄いキュンキュンしました!!可愛いひなたくんありがとうございます( *´ `*) (2017年11月4日 20時) (レス) id: 2f34ec43f2 (このIDを非表示/違反報告)
はちわれ(プロフ) - RINさん» ありがとうございます!!楽しみにしてます(*´`*) (2017年10月26日 17時) (レス) id: 2f34ec43f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:RIN | 作成日時:2017年9月27日 23時

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