45,みんなの主 ページ48
あの日からついに3日が経ち、私は目を覚ました。
「…ん、…ふぁぁ、あれ?ここ、本丸?」
山「主!」
目を覚ますと、三人の顔が急に現れた。
「!…び、びっくりした、」
三「あぁ、すまない。」
鶴「傷は痛くないか?」
…あぁ、そうだ。私、鶴丸を庇って。
でも、全然痛くない。
って、鶴丸が私の心配をしている?
鶴「ど、どうした主。目を見開いて。もしかしてまだ傷が!」
「いや、全然痛くないんだけど、鶴丸、いま主って。」
鶴「…お、俺も、Aの事を信じるって決めたんだ。」
「え、えっ、ほんと?ほんとに?」
鶴「あぁ。」
「…やったぁー!!ありがとう鶴丸!」
私は鶴丸に抱きついた。
これで、みんなに主って認められた!!
本当に嬉しい!
三「はっはっはっ、鶴丸、赤いぞ。」
鶴「なっ、そんなことない!」
山「いや、赤いな。特に耳が。」
「え?あ、ほんとだ(笑)鶴丸、照れるとすぐ赤くなるよね。」
鶴「照れてない!ほら、おとなしくしてろ。傷に響く。」
「ふふっ、はいはい。」
抱きつくのをやめて、布団に戻った。
やっぱり赤くなってるじゃん(笑)
山「今、燭台切が朝食を作っているから、出来たら持ってくる。」
「…いや、呼んでよ。私みんなと食べたい。」
本丸全員とご飯を食べることって今までなかったし、久しぶりにみんなの顔を見たい。
山「わかった。それじゃ大広間で皆で食べるか。迎えに行く。」
「うん、ありがとう!山姥切。」
山「!…あ、あぁ。それじゃあ二人とも行くぞ。」
三「そうだな。まってるぞ主。」
鶴「一緒に食べような。」
「うん!また後でね。」
それからは、まんばちゃんに何度も痛くないか?と心配されながら、大広間へと向かった。
そして、本丸全員と初めて朝食を食べた。
こんなにも美味しくて、楽しい食事は初めてかもしれない。
これからも私頑張るよ。
みんなに、もう出陣はだめって言われちゃったけど、ちゃんとみんなのサポートを出来るように頑張る。
「これからもよろしくね。みんな。」
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片瀬(プロフ) - 更新楽しみにしてます☺️ (2023年4月16日 22時) (レス) @page3 id: fce4ac1cc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あかり | 作成日時:2023年4月16日 9時