検索窓
今日:61 hit、昨日:29 hit、合計:57,345 hit

45,みんなの主 ページ48

あの日からついに3日が経ち、私は目を覚ました。

「…ん、…ふぁぁ、あれ?ここ、本丸?」

山「主!」

目を覚ますと、三人の顔が急に現れた。

「!…び、びっくりした、」

三「あぁ、すまない。」

鶴「傷は痛くないか?」

…あぁ、そうだ。私、鶴丸を庇って。
でも、全然痛くない。

って、鶴丸が私の心配をしている?

鶴「ど、どうした主。目を見開いて。もしかしてまだ傷が!」

「いや、全然痛くないんだけど、鶴丸、いま主って。」

鶴「…お、俺も、Aの事を信じるって決めたんだ。」

「え、えっ、ほんと?ほんとに?」

鶴「あぁ。」

「…やったぁー!!ありがとう鶴丸!」

私は鶴丸に抱きついた。

これで、みんなに主って認められた!!
本当に嬉しい!

三「はっはっはっ、鶴丸、赤いぞ。」

鶴「なっ、そんなことない!」

山「いや、赤いな。特に耳が。」

「え?あ、ほんとだ(笑)鶴丸、照れるとすぐ赤くなるよね。」

鶴「照れてない!ほら、おとなしくしてろ。傷に響く。」

「ふふっ、はいはい。」

抱きつくのをやめて、布団に戻った。
やっぱり赤くなってるじゃん(笑)

山「今、燭台切が朝食を作っているから、出来たら持ってくる。」

「…いや、呼んでよ。私みんなと食べたい。」

本丸全員とご飯を食べることって今までなかったし、久しぶりにみんなの顔を見たい。

山「わかった。それじゃ大広間で皆で食べるか。迎えに行く。」

「うん、ありがとう!山姥切。」

山「!…あ、あぁ。それじゃあ二人とも行くぞ。」

三「そうだな。まってるぞ主。」

鶴「一緒に食べような。」

「うん!また後でね。」



それからは、まんばちゃんに何度も痛くないか?と心配されながら、大広間へと向かった。

そして、本丸全員と初めて朝食を食べた。
こんなにも美味しくて、楽しい食事は初めてかもしれない。


これからも私頑張るよ。
みんなに、もう出陣はだめって言われちゃったけど、ちゃんとみんなのサポートを出来るように頑張る。


「これからもよろしくね。みんな。」

46,不思議な夢と主→←44,信じて守りたい



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (42 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
98人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

片瀬(プロフ) - 更新楽しみにしてます☺️ (2023年4月16日 22時) (レス) @page3 id: fce4ac1cc7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あかり | 作成日時:2023年4月16日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。