元刀剣女士が審神者になる【刀剣乱舞】 (ページ34)

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31，三条のふたりとページ34

時は過ぎ、私は燭台切と一緒に夕飯作っていた。

燭「いい香りだね。ほんとに主は料理が上手だ。」

「そんなことないよ、燭台切には及ぶって。」

鍋を釜戸から離そうと持ち上げた。
しかし、腕の傷が痛んでもとに戻してしまった。

燭「どうしたんだい主。鍋を動かしたいのかい？」

「うん、ちょっと筋肉痛なってるみたい(笑)お願いしていい？」

燭「ああ、いいとも。」

筋肉痛で誤魔化したけど、やっぱりちょっと支障きてるな。

しばらくしたら、痛みも引いてくるか。
それまでの辛抱。

夕飯の時間となり、大広間に次々と人が集まってくる。

そんな中、ある人が私のすぐ近くに座った。

「あ、三日月さん！岩融さんも、本当に来てくれたんですね。ありがとうございます。」

岩「三日月が急に言い出したんだ。それに、お前さんの料理はうまい。ここでなら出来たてがすぐ食べれるからな。」

そう言って岩融は笑ってくれた。
根気よくご飯を毎日持って行ってて良かったとつくづく思う。

「あの、三日月さん。夕飯の後、三日月さんの事を手入れしてもいいですか？」

三「…ああ、よいぞ。片付けが終わるまで待っておく。」

燭「そういうことなら、片付けは僕に任せてくれ。主は先に手入れ部屋に向かってていいよ。」

「いいの？燭台切。ありがとう。それじゃあ食べ終わったらすぐ行こうね。」

三「…あいわかった。」