元刀剣女士が審神者になる【刀剣乱舞】 (ページ40)

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37，解決策ページ40

私は昔の記憶を辿って、あの日大倶利伽羅と一緒に出陣した薬研のもとへと向かった。

「薬研！あのさ、思い出したくないと思うんだけど、大倶利伽羅が破壊された場所って、わかるかな。」

薬「大倶利伽羅か？覚えているが、なぜ大倶利伽羅が破壊されているのを知っているのだ。鶴丸の旦那から聞いたのか？」

「え、えっと、前任の刀帳に書いてあって。前今剣をもとに戻すことができたでしょ？だから、大倶利伽羅もできるんじゃないかって思って。」

薬「なるほどな。だが、今剣とは違って、本体はほとんどその時代に残されてしまっている。そこは敵も強い。主が行くには危険だと思うぞ。」

「私は大丈夫。こういう時のために鍛錬を積んできたんだよ。部隊もできるだけ強い刀剣を固めて向かうようにする。だからお願い、教えてほしい。」

強い眼差しで、薬研を見つめる。

伽羅ちゃんを元に戻す事ができれば、私のこの罪悪感も、少しは小さくなるのではないか、もしかしたら、鶴丸も振り向いてくれるんじゃないか、そう思った。

薬「……わかった。でも、念の為山姥切に伝えておく。またそこで話してくれ。」

「ありがとう！薬研！」

それから数日、山姥切達と作戦会議をし、部隊を組んだ。

私もできるだけ短い時間で再生できるように、霊力のコントロールを何度も練習した。

そしてついに、決戦のときが来た。

【第1部隊】

隊長鶴丸国永

三日月宗近
燭台切光忠
山姥切国広
薬研藤四郎
A

《延享の記憶》