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28,みんなにも報告 ページ31

朝食の時間に早速、今日の出陣の事をみんなに伝えた。


「みんなちょっといいかな。政府からの出陣してほしいって話で、今日とりあえず1部隊行ってもらうことになりました。」

何人かの目が少し揺らいだ。
やっぱりまだちょっと恐怖心が残ってる子も居るよね。

「念の為言っておくけど、手入れした者だけで編成は組んでるよ。もし、行くのはまだ怖いとかあったら、教えて。入れ替えも考えるから。それじゃあ、発表します。」

巻物をほどき、広げる。

「第1部隊隊長、山姥切国広。以下、薬研藤四郎、骨喰藤四郎、へし切長谷部、燭台切光忠、そして私、A。」

私の名前を言った瞬間、何かが凍りついたような空気が漂った。

「「……えぇ!?」」

薬「ちょ、ちょっとまってくれ、何を言っているんだ大将。」

骨「…危ないよ。」

燭「そうだよ主、そんなの危ないじゃないか!」

へ「どうなってるんだ山姥切!」

長谷部の血相の変え方が半端ない。
こわい、こわいよ長谷部。

「ちょっと、落ち着いて長谷部。」

へ「落ち着いていられますかこれが!どうしてなのですか。政府から脅されでもしたんですか。山姥切!近侍なら主を危険に晒すな!」

「待ってって!山姥切は何も悪くないよ、私が言い出したことなんだから。むしろ、山姥切は反対してた側だよ。」

燭「一体どうしてそんなこと言い出したんだい?」

「前も言ったけど、私は普通の審神者とは少し違って、政府から出陣の許しをもらってるの。確かに体は人間だけど、ちゃんと戦える。それは山姥切も認めてくれた。」

山「昨日、一緒に手合わせをしたんだ。体力は人間だが、技術も力も十分ある。まだここの本丸は手入れが行き届いていない。だからこそ、主が出陣して少しでも人手を増やし、お前たちに安心して戦ってほしいんだ。」

「無理はしないと山姥切と約束した。みんなの足手まといにもならないって約束する。だから、行かせて。お願い。」

政府からも私が出陣するほどに厳しい状態なら、依頼は減らすと連絡が来た。

譲るわけには行かない。

薬「…ああ、わかった。でも、危なくなったらすぐ戻るからな。」

へ「本当は了承したくないですが、主命とあらば…。絶対危険なことはしないでくださいね。肝が冷えます。」

あとのみんなも了承してくれた。
明らかにみんないやいやだったけど(笑)

でも、結果オーライ。

「それじゃあ、食べ終わったら準備ね。」

「「はい!」」

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片瀬(プロフ) - 更新楽しみにしてます☺️ (2023年4月16日 22時) (レス) @page3 id: fce4ac1cc7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あかり | 作成日時:2023年4月16日 9時

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