人気声優だけど、オタクです。

SNS ページ37

手にはいっぱいの漫画を抱えてドアを開ける。

『ただいま帰りました。あっ！』

「あっ！おかえりー！！」

多分お風呂上がりだろうと思われるえぐが頭を
タオルで拭いて立っていた。

笑顔＆眼鏡なし＆お風呂上がり＝最高最強

やだ、めっちゃかっこいい...

『江口さん、ただいまです。』

江口「荷物重そうだね？持つよ！」

手を差し出す江口くん。

優しいお気持ちだけ頂きます。
この漫画達はBLを含むのでバレたら終わる...

『大丈夫。そこまで重くないですし...』

江口「そう？？」

「雪！！」

江口くんの後ろから声が聞こえた。

『そーくん！？っﾄﾞﾜｯ！！』

そーくんに抱きつかれた。

斉藤「はぁ〜癒し〜」

『そっ壮馬苦しい...』

そーくんはなかなか離してくれず私が肩を叩くと江口くんが引っペはがしてくれた。

『ありがとうございます。江口さん。』

江口「壮馬。いつから星野さんのことを名前で呼んでるの？」

斉藤「えっ？結構最近ですよ！ね！？」

そーくんに笑顔で「ね！？」って言われる日が来るなんて(泣)

『そうだね。』

江口「いいなぁー！！俺だって名前で呼びたいし名前で呼ばれたい！！」

おぉ...江口くんにそんなこと言われる日が来るなんて...

なんか今日な“言われる日が来るなんて”記念日だ。

『名前で呼んでいいのなら名前で呼びますよ？？』

江口「ほんと！！じゃあ...」

『？？』

急にだる江口くん。

江口「なんか...名前で呼ぶのって照れるね...」

んぐっ！がわいい！！めっちゃかわいい！！
恥ずかしいねって...あんた...

江口「つぅー、雪。」

江口くんと目と目が合って名前で呼ばれる。

じぬ〜〜♡♡

恥ずかし過ぎて目を逸らす。
多分、今、顔真っ赤だ...

ぐぃっと手を引っ張られる。

斉藤「雪、寒いでしょ？中入ろ！」

『うん？？』

斉藤「拓也さんも行きましょ！」

そーくんは私の手をにぎって進んでいく。

なんか、そーくん怒ってる？

『そーま？なんか怒ってる？？』

斉藤「怒ってないよ。」

そーくんは振り返らないまま答える。

『そーくん？どうしたの？』

顔を覗きこんで聞く。

ギュッと抱きしめられる。

斉藤「何でもないよー」

肩に頭をグリグリしてくるそーくんは天使。

斉藤「なんでもない。俺が1人で拗ねてただけだから...」

『ん？うん？』

そーくんは何に拗ねてたのだろう？？


それより。そーくんめっちゃいい匂い♡
(変態じゃないです)

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