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まさかだった、
ずっと会いたかった、
ずっと会いたかったAが、
急に目の前に現れた

一茶が言ってた通り、
会わない間にAはさらにかわいく、
大人っぽく、綺麗になっていた


小林『Aお嬢様、おかえりなさいませ』

「ご丁寧にありがとうございます」
「小林さんお元気そうで良かったです」

小林『小林の心配をしてくださるなんて、やはりお優しいお方ですね』

「いやいや、そんなそんな笑」

そう言って、少し照れて笑うAはとてもかわいくて、


「晴、隣座ってもいい?」

晴『あぁ、もちろん』

「なんか、緊張しちゃうな」

そう言って、Aの顔が少し紅くなった

晴『おかえりA』

「ただいま晴」

Aから名前呼ばれて、改めて本当に帰ってきたって実感した


小林『ぼっちゃん、Aお嬢様がもし良ければですがお家にご招待しては?』

「ぜひ」

晴『あぁ、そうしよう』

小林『では、私からお嬢様のお宅へお電話を入れておきますね』

「ありがとうございます小林さん」

小林『もしもし?小林でございます』
『これはどうも古川さん』
『Aお嬢様を神楽木家に本日ご招待させていただきましたのでおかえりが遅くなるかと』
『はい』
『はい』
『では、はい』
『失礼致します』


晴『あ、でも、この後予定』

「ないよ?」

晴『でも、さっき愛莉のショッピング断っただろ?』

「それは、晴と一緒にいたかったから」

晴『そうか』

こういうことをサラッと言えるAはほんとうにずるいと思う


小林『では、先に私はお車でお待ちしております』


晴『じゃあ行くか』

「うん笑」

自然に絡まれた腕、
この感じが懐かしくて、嬉しくて、
あぁこれだって、思った


「どうしたの?晴」

Aの方が背が低いから自然と上目遣いになって、

なんか、つい、恥ずかしくなって、目を逸らした


晴『な、なんでも、ない』
『ほ、ほら、早く歩かないと、置いてくぞ』

「もー、いじわる」

そう言ってまた、笑ったそのAの笑顔を見ると、やっぱり安心する、


俺にとってAは唯一の心の拠り所だ、

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るな - ちょうど花のち晴れがよみたかったんですけど!いいかんじの小説をみつけることができてうれしいです!つづきもたのしみです!がんばってください! (2月20日 16時) (レス) @page34 id: 6f4f9d6d83 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - とても面白くて,この夢小説が大好きになりました!続き楽しみにしてます! (2022年3月25日 18時) (レス) @page34 id: 520ffabff3 (このIDを非表示/違反報告)
じゃむ(プロフ) - みやさん» ありがとうございます!そう言っていただけてとても嬉しいです!ご期待に添えるか分かりませんが、精一杯頑張りたいと思います! (2020年5月9日 23時) (レス) id: 94f2c65cbd (このIDを非表示/違反報告)
みや(プロフ) - 最近花のち晴れの小説が読みたくて仕方なかったのですが、始まりだけでももうおもしろいのが伝わってきました!!晴くんが出てきてからどんな展開になるのか楽しみです!更新待ってます。頑張ってください!!! (2020年5月9日 23時) (レス) id: 36a4111e18 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:じゃむ | 作成日時:2020年5月9日 0時

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