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その後も順調で、
大学3年の頃同棲を始めて、
幸せだった。
その後、彼女の就職先も決まり、
俺たちは無事大学卒業。
そのあとも同棲は続いて、
俺は彼女との結婚も考えるようになっていた。
仕事も増えて、本当に幸せだった。
この時の俺は、
なんにも考えてなかったんだ、
仕方なかった、
上手く行きすぎていたんだ、
絵に書いたように。
今でも覚えてる、
幸せはずっと続くわけではないと思い知らされた、
あの年のあの日、
その日はAの誕生日の前日だった。
『ただいまー』
「おかえりなさい慧くん」
『いやー、寒すぎ、こたつこたつ』
「お仕事お疲れ様」
『いやー、つかれたよ笑』
「さすが売れっ子アイドル笑」
『でも、Aの作ったごはん食べたら疲れも吹っ飛ぶよ笑』
「またー、すぐそういうこと言う笑」
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『うわ、すごいね！どうしたの？』
「慧くんお仕事頑張ってるからと思って、慧くんの好きなもの沢山つくり過ぎちゃった笑」
『まじか、嬉しー笑』
「好きなだけ食べて笑」
『食べる食べる』
----
『Aごめんね、明日せっかく誕生日なのにどこも連れて行けなくて』
「そんなに気にしないで？笑」
「お仕事頑張ってきてよ笑」
『ありがと』
『でも、出来るだけ早く帰ってくるからパーティーしよ』
「わかった笑」
---
次の日の朝
『はぁ、せっかくAの誕生日なのに、日曜日なのに俺は仕事かー、』
「頑張ってきて笑」
『はーい』
「いってらっしゃい」
『行ってきます』
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作者名：じゃむ
| 作成日時：2019年12月1日 20時
