検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:4,069 hit

3 ページ3

高3になって、

本格的に受験モード。

さすがにこの時にはもう、

彼女のことが好きだと自覚してた。


でも、受験期だしこの気持ちは心に秘めてた。


夏休みが来た。


「夏期講習ツラいよー、」

「後輩が彼氏とデートばっか行ってるのをわざわざ報告してくるんだよほんとにひどい笑」

「でも、受験頑張ってくださいって毎回最後に送ってくるから怒る気も失せるよね笑」

彼女は色んな人から好かれる性格をしてる、
だからこうやって後輩からも大人気だ。

『その後輩のことめちゃめちゃ好きなんじゃんA』

「まぁそうなんだよねー、笑」

この時にはもう呼び捨てだったか、

まぁ俺はずっと慧くんだったけど。


そういえばこんな話をしてる時に、気になって聞いたことがあった。


『Aはさ』


「ん?」


『彼氏とかいないの?』


この時期に聞くことかって感じだけど、つい


「残念ながらいないよー、1年のときに別れたっきりかなー笑」

「てか、いたらデートのひとつやふたつ受験期でもしてるよー」


『まぁそうか笑』

「そーゆー慧くんはどうなの?」

『どうって?』

「彼女、いないの?」

『あー、俺?』

「聞いたからには答えてもらわなきゃね笑」

『いないよいないいない笑』


むしろ、この時とか彼女できたことなかったし。


「ほーほー、じゃあ仲間だね私たち」

『そうだね笑』



冬を経て、


受験期も過ぎた。


お互い、行きたい進路の大学に合格した。

4→←2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
44人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 伊野尾慧
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:じゃむ | 作成日時:2019年12月1日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。