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side RED
｢あ、北斗、おつかれ！｣
初日を迎えた今日。
遅れてやってきた北斗。
俺はトイレに行こうと廊下を歩いていて、すれ違いざまに声をかけた。
｢北斗？｣
｢ぅわぁ、びっくりした！！
なんだよっ｣
何となく下を向いていたから、後ろから下を覗き込むように顔を見つめると、明らかに驚いた。
｢なんだよじゃないよ(笑)
さっきから声掛けてるのに。何？考え事？｣
｢いや、別に……
…トイレ行くんじゃなかったの？｣
｢行くよ？北斗も行く？｣
｢ヤダよ(笑)｣
良かった。笑ってくれた。
………顔色、あんまり良くなかったけど、撮影してからきてるのなら、そういうメイクしててもおかしくないよね。
北斗、緊張してるのかな。
楽屋に入っていく背中を見つめて、少し残るしこりをその言葉で片付けた。
｢初日ぃ〜〜｣
皆でIsland TV。
北斗、来ないかな。とか思ってたけど、ちゃんと変なことやってて安心した。
｢北斗、お前まじ痩せすぎだろ(笑)
顔、細くなったんじゃない？｣
改めて映像を見ると、高地が言った。
｢そう？髪型のせいじゃない？｣
北斗はドラマのこともあって、髪は普通に長いんだけど、皆はなるべく短くしてるから、そんなことを言う。
まぁ、言わないならそれでいいか。
みんなそう思ったと思う。
なんか分かるんだよね。
こんだけ長く一緒にやってると。
本番2分前、円陣を組んだその肩は凄く華奢で、小さく感じた。
すると。
｢ジェシー。…楽しもうな｣
北斗らしくて、北斗らしくない言葉が俺に向かって飛んできた。
｢行くぞっ！！！｣
｢｢｢｢｢｢｢おーっ！！｣｣｣｣｣｣｣
いざ、本番。
________________________________________
｢うぇーーーい おつかれーい！｣
昼公演を終えた慎太郎が元気に声を出す。
もう俺ですら体力の限界を迎えている。
だって、初日から7日間毎日だよ？14公演だよ？
今日の夜公演が終われば、やっと、明日は休演日。
あとは楽しさとアドレナリンでなんとかなってる(笑)
｢マジで年取ったわぁ、
おじいちゃんちょっと寝る｣
高地がソファーに寝転んだ。
｢先シャワー浴びてこいよ｣
｢えっ、北斗いつの間に(笑)｣
いつの間にか、シャワー浴びたてです。って髪型の北斗が楽屋に戻ってきた。
樹と大我は今シャワーかな？
｢て、北斗。大丈夫？なんか、顔色悪いよ｣
メイクが落ちたから、なんか血色の良くない顔つきに慎太郎が言った。
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あーちゃん(プロフ) - あぴさん» ありがとうございます！大変嬉しいお言葉ですが、もう既に消してしまってまして...ごめんなさい！その代わりこちらの更新は頑張りますので、よろしくお願いします！ (2019年7月8日 23時) (
レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
あぴ(プロフ) - 更新、楽しみにしています！他アカウントで書かれている小説も気になるのですがどこから見れますでしょうか？ (2019年7月8日 19時) (レス) id: 26199fe34b (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 紡ぎ糸さん» ありがとうございます。中々辛いシーンが続きますが、どうぞお付き合いよろしくお願いします！ (2019年7月2日 22時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
紡ぎ糸 - 凄く、この続きが気になります！あーちゃんさんのペースでいいので、これからも、頑張ってください。応援してます！ (2019年7月2日 19時) (レス) id: f3cd696ec9 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - れく@ きょもほく同盟@まお大好き?さん» ありがとうございます(><)できる範囲でぼちぼちやって行きますのでどうぞお付き合いよろしくお願いします！ (2019年7月1日 13時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーちゃん
| 作成日時：2019年6月30日 21時
