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side RED
｢まぁさすがに疲れてはいるわな〜｣
なんてドライヤーをかけながら、笑ってる。
………ここへ来て認めた。
えっ？結構ヤバいんじゃね？
俺も慎太郎も高地も顔を見合わせた。
｢北斗、ここ、空けてあげるから、夜公演まで寝てな？｣
高地が起き上がった。
｢いや、別にいいよ。
俺、明日撮影だから、台本読まないと｣
いや、でも…と3人でなんとか言葉を探すけど
｢何？平気だってば、みんなと同様に疲れてるだけだから｣
あら、今度は認めなかった。
でも。今日まで夜公演だけの日は必ずドラマの撮影をしていたし、俺らと疲れが同じなわけない。
無理なダイエットもしていたし、その分、いつもは、体力作りのためにやっていた筋トレも、していないのに舞台に挑んでる。
モヤモヤが残ったまま、大我たちと入れ替わるようにシャワーを浴びて、楽屋に再び戻った。
｢あー、腹減ったァァ｣
なんて言いながら、ドアを開けると
｢シーっ、うるさいよジェス。起きちゃう｣
台本を顔にかぶったまま横になっている北斗に、樹がブランケットをかけていた。
｢ソイツ、多分、熱ある｣
｢うっそ。マジ？｣
後ろから大我がアイシング用の氷を持ってきて、俺の横を通り過ぎ、台本の代わりに北斗の頭に乗せる。
｢え、全然起きないじゃん。北斗死んだの？｣
｢だから、北斗は死なないんだよ(笑)｣
なかなか大きな声の慎太郎のボケに、なかなか大きな声で樹が突っ込んでも、ビクともしない北斗。
｢ま、寝かせとこ。俺も寝る〜｣
いつもの如く、楽屋で寝てる高地は良いとして。
暫くすると。
｢っー。…ﾊｧ……ﾊｧ…｣
北斗は辛そうな息遣いをしていた。
｢これマジで大丈夫なの？｣
樹がほっぺを触るとかなり熱いらしい。
｢まぁ北斗もプロだから。
止めてもやるって言うよ｣
俺には分かる。
ずっとずっと一緒に居たから。
_______________________________________
｢北斗。ほーくと。夜公演、終わったよ｣
｢……ええっ！？｣
俺がふざけて、顔をペちペちすると、ガバッと起き上がった北斗。
｢っ！…うわぁ。はぁっ｣
と、思ったら逆戻り。
｢え。ごめん、大丈夫？嘘だよ、本番30分前｣
慌てた様子が見たくてイタズラしただけなんだけど、北斗はギュッて目を瞑って、ﾊｧﾊｧと荒い息をする。
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あーちゃん(プロフ) - あぴさん» ありがとうございます！大変嬉しいお言葉ですが、もう既に消してしまってまして...ごめんなさい！その代わりこちらの更新は頑張りますので、よろしくお願いします！ (2019年7月8日 23時) (
レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
あぴ(プロフ) - 更新、楽しみにしています！他アカウントで書かれている小説も気になるのですがどこから見れますでしょうか？ (2019年7月8日 19時) (レス) id: 26199fe34b (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 紡ぎ糸さん» ありがとうございます。中々辛いシーンが続きますが、どうぞお付き合いよろしくお願いします！ (2019年7月2日 22時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
紡ぎ糸 - 凄く、この続きが気になります！あーちゃんさんのペースでいいので、これからも、頑張ってください。応援してます！ (2019年7月2日 19時) (レス) id: f3cd696ec9 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - れく@ きょもほく同盟@まお大好き?さん» ありがとうございます(><)できる範囲でぼちぼちやって行きますのでどうぞお付き合いよろしくお願いします！ (2019年7月1日 13時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーちゃん
| 作成日時：2019年6月30日 21時
