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〈29〉 ページ29

side YELLOW


「ジェシー、寄り道していこ!」

手を引いて招き入れたのは、

「何でカラオケなのよ(笑)」

「だって、誰にも話聞かれないでしょ(笑)」

タダでさえジェシーは身長も高くて、赤髪だから(帽子被ってるけど)普通のご飯屋さんだと目立つし。



観念したか、ドリンクだけ持って部屋に入れば、シュンとするジェス。

「…どんな話したの?」


うん、とだけ応えて、カフェラテをハフハフしながら飲んでる。
カラダそんなにデカいのに何だか小さく感じる。


「……俺はもう、北斗に無理はさせたくないけど」


これは本音。
北斗が仕事したいって思ってるのは確かだと思うし、休めって言って休む奴じゃないのも分かってる。

だからこそ、このタイミングじゃなきゃ、今後近々休めるタイミングはないかもしれないから。

だから、今から徹夜してでも北斗のセリフと、(苦手だけど)振り付けをしてもいいとすら思ってる。
明日、俺が代役が出来るように。


まぁ、北斗みたいにダンスも歌も、演技も上手くないけどさ。



「俺が責任取るって言ったの。
公演に穴を開けたり、誰かが怪我をして中断するなんてこと言語道断だって。
座長は、SixTONESとSnow Manで、誰かひとりでも何かあったら、皆に迷惑かかるって言われたから」


ジェシーは少しだけ笑った。



「…まぁ言ったはいいもののね。
俺こんなんだし、 北斗にしてやれることって言ったら、一発芸とプリン買ってくることぐらいじゃん?(笑)」

ジャーンっていつもみたいにボケるから思わず笑う。

「なんだそれ(笑)
…充分だよ、変に背負ってんじゃねぇよ。
らしくねぇな。」

そう?AHAHAなんてまた笑う。



その笑顔見れるだけで、その笑い声で
どれだけの人が救われてきたか、俺が保証してやる


ま、言わないけど。

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あーちゃん(プロフ) - あぴさん» ありがとうございます!大変嬉しいお言葉ですが、もう既に消してしまってまして...ごめんなさい!その代わりこちらの更新は頑張りますので、よろしくお願いします! (2019年7月8日 23時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
あぴ(プロフ) - 更新、楽しみにしています!他アカウントで書かれている小説も気になるのですがどこから見れますでしょうか? (2019年7月8日 19時) (レス) id: 26199fe34b (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 紡ぎ糸さん» ありがとうございます。中々辛いシーンが続きますが、どうぞお付き合いよろしくお願いします! (2019年7月2日 22時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
紡ぎ糸 - 凄く、この続きが気になります!あーちゃんさんのペースでいいので、これからも、頑張ってください。応援してます! (2019年7月2日 19時) (レス) id: f3cd696ec9 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - れく@ きょもほく同盟@まお大好き?さん» ありがとうございます(><)できる範囲でぼちぼちやって行きますのでどうぞお付き合いよろしくお願いします! (2019年7月1日 13時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あーちゃん | 作成日時:2019年6月30日 21時

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