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side RED
｢ちょっ。大丈夫か！？
ゆっくり息吸って、ほら、ひっひっふー｣
｢はぁっはぁっ…バカっ…んっ、笑わせ､ｯ｡…んな｣
｢じゃあ、どうすりゃいいんだよ！！？｣
俺はとりあえず、北斗の力の入らない体を起こして、苦しそうな衣装を緩める。
トイレの床だよ？汚いよ？
せっかくの衣装代無しよ？
けど、今は、それどころじゃない。
｢ほ、北斗っ、ゆっくり息して。
大丈夫。落ち着こ。な。平気だから。飲める？｣
｢はぁっはぁっ…っ、ｹﾎｹﾎｯ…んっ、んっ、はぁ
ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ｣
高地がいいタイミングで、水飲ませたりするけど、ほんとに苦しそう。
いわゆる過呼吸ってやつ？
｢ジェス、とりあえず移動しよう。
ここに俺らだけじゃむりだこれ。
北斗、立てる？……
って無理か。
ジェスそっち持って。
いくよ。せーの｣
高地の掛け声に合わせて、立ち上がらせるけど、北斗はほんとに力が入ってなくて、引きづるように廊下に出た。
｢北斗さん！｣
スタッフが直ぐに気付いてくれて、なんやらテキパキ動き出してくれた。
壁に寄りかかって座らせて、袋みたいなのあてがわられて、俺らの出番が無い。
｢…シーっ、ジェシーってば、大丈夫？！｣
｢あ、え、なにっ｣
気が付けば、慎太郎が目の前でパシッと手を叩いて、俺はパニック。
｢ここにいたって仕方ないから着替えてきてっ
北斗はスタッフさんに任せて。｣
｢け、けどっ｣
｢いいからっ！｣
俺は慎太郎に背中を押されながら中に入る。
｢北斗？北斗、俺、樹。分かる？
目、開けられる？｣
｢はぁっ…ん、…はぁ｣
樹の言葉に、少しうっすらと目を開けて顔を上げた北斗。
｢ふっかと北斗のシーン後回しにして貰えるようにしたから。スタッフさんも準備してくれてるし、安心して。少し休憩しよう、な？｣
｢っ、わかっ、た…はぁっ、ごめっ｣
北斗が再び目を瞑ると、涙が流れそうだった。
けど、そうならないのは
｢脱水症状になってるから、水飲める？｣
北斗はスタッフさんにされるがまま、ペットボトルを口に当てては、むせていた。
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あーちゃん(プロフ) - あぴさん» ありがとうございます！大変嬉しいお言葉ですが、もう既に消してしまってまして...ごめんなさい！その代わりこちらの更新は頑張りますので、よろしくお願いします！ (2019年7月8日 23時) (
レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
あぴ(プロフ) - 更新、楽しみにしています！他アカウントで書かれている小説も気になるのですがどこから見れますでしょうか？ (2019年7月8日 19時) (レス) id: 26199fe34b (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 紡ぎ糸さん» ありがとうございます。中々辛いシーンが続きますが、どうぞお付き合いよろしくお願いします！ (2019年7月2日 22時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
紡ぎ糸 - 凄く、この続きが気になります！あーちゃんさんのペースでいいので、これからも、頑張ってください。応援してます！ (2019年7月2日 19時) (レス) id: f3cd696ec9 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - れく@ きょもほく同盟@まお大好き?さん» ありがとうございます(><)できる範囲でぼちぼちやって行きますのでどうぞお付き合いよろしくお願いします！ (2019年7月1日 13時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーちゃん
| 作成日時：2019年6月30日 21時
