不思議系少女。【花宮真】

じゅうに。 ページ13

おー。

これって…恋なんだ

へー。

…さつきさんは、『恋には積極的で！』ってよく言ってた…な


いつも黒子君に、抱きついてたよね？


___…じゃあ、私も。



貴「花宮先輩…!」


花「…なんですか？質問でもあるん___」


私は先輩にぎゅうっ、と抱きしめた


穏やかだった先輩の顔が固まる


美人先輩も、動きが止まり、今来た前髪さんは、笑いを堪えていた


___…そう、これが今の状況


花「…何をしてるんだ？」


私の耳元で小さな声で話す先輩


貴「…え？何って、私、先輩のこと好きだから…」


花「は？」


先輩の眉間にしわがよる


美鈴「真君？なんか、いつもと、…違くない？」


美人先輩は、心配そうな眼差しを送りつつも、私を睨む


“嫉妬“かな？

じゅうさん。→←じゅういち。

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