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Aside

買い出しが無事に終わり、店に帰っている最中、

俺はある餓鬼にぶつかった

「わぁ!」

「うお!」

お互いにぶつかり、尻餅をついた

「いてて…あ、大丈夫か」

「大丈夫ですか乱歩さん!」

その餓鬼は如何にもなんか推理小説に出てくる探偵みたいな恰好をした、目が細い男の子

と、前髪が凄い無様な事になっている妙な格好をした白髪の男子

「一寸!君ー!僕は名探偵なんだぞ!名探偵な僕が怪我して良い筈が無−い!」

「は、はぁ?
どっちも一緒だろ?」

何言ってるんだこの餓鬼

「あと!僕は餓鬼じゃない!こう見えて、」

クルリ、と自称名探偵は前髪特殊男子の方を向いた

「26歳なんです…」

「其のとーり!!」

「詐欺ってるな…」

自称名探偵は立ち上がり俺を上からの目線で見た

「こう見えて、僕たちは探偵社員なんだぞ!
詐欺なんてするものか!」

「た、探偵社員?
あ、武装探偵社の…」

此奴ら探偵社員の人間か

…あれ?

これ、大丈夫か?

なんかされる?探偵社員って異能持ってるんだろ?

え、やられる?

「俺をイジメねえよな?」

「うーん!如何しよっかー」

ニコニコ自称名探偵は顎に手を添えた

瞬間


「グーーーー」

「「……」」


「君、レストランを営んでるね?」

「え!?」

な、何で

「其のコックコートに大きな荷物、直ぐに分かるさ
ねぇ!何もしないからさー僕に何か奢ってよー!!」

「え、ええー?」

何だ此奴…26の大人に見えねえ!!

「あ、お、俺は…客じゃなきゃ店に入れねえんだ!
俺の店の客になるのならば、話は別だが?」

「良いよー」

「す、すみません
何処の誰かか知らないのに…!」

前髪はペコペコ俺にお辞儀した

「…フッ

腕が鳴るぜ」

26→←24



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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 中原中也 , 織田作之助   
作品ジャンル:恋愛
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あざみの歌(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!すごい同じ顔文字打ってますねwwコメント、ありがとうございます! (2017年11月20日 22時) (レス) id: f9a19d9866 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^ヒロイン、可愛いですね^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2017年11月20日 21時) (レス) id: 8c0a96a096 (このIDを非表示/違反報告)
あざみの歌(プロフ) - ユユリン×低炎上するかも…さん» ですよね!ありがとうございます! (2017年11月9日 22時) (レス) id: f9a19d9866 (このIDを非表示/違反報告)
ユユリン×低炎上するかも…(プロフ) - 面白い。…最新頑張って下さい!(*´ー`*)やはり,中也はイケメンやな (2017年11月9日 22時) (レス) id: 09ad9bf273 (このIDを非表示/違反報告)
あざみの歌(プロフ) - 姫蛍さん» あーそうですかーはい!其れだけでも嬉しいです! (2017年10月27日 23時) (レス) id: 60a61c15a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あざみの歌 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年8月30日 12時

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