40話 ページ40
監督生side
犯人を見つけたおかげでマジフト大会に出れることになったのはいいんだけどグリムの投げたディスクが頭に当たり意識を失った僕は保健室に運ばれた
グ｢あ！目を覚ましたか！｣
エ｢派手に当たってたな〜ははははっ！｣
デ｢おいエース！ﾊｧ…全然目を覚まさなかったから打ちどころが悪かったんじゃないかと心配してたんだ｣
エ｢悪い悪い。てなわけでお前が寝てる間に閉会式もとっくに終わって、もう会場の撤収作業が始まっちゃってるよ｣
監｢どの寮が優勝したの？｣
その時隣のベットから悔しそうな声がした
？｢優勝はディアソムニアだ…っクソあと少しだったってのに…｣
ラ｢あ〜あ〜あと少しだったんスけどね。決勝行くまでに他の寮にはボコボコにされかけ、決勝ではディアソムニアには負けて悔しいっスけど本気のレオナさん見れたからまぁいいかな〜｣
ジ｢レオナ先輩！ラギー先輩！目が覚めたんスか｣
レ｢ｯﾁ…この俺が昼寝以外で保健室のベットを使う羽目になるなんてな…｣
ラ｢ディアソムニア寮生は一人もここに担ぎ込まれてないところがまた、腹立つっスねぇ｣
ジ｢俺は来年は絶対ディアソムニア寮に勝ってみせる。卑怯な手を使わず、俺の全力を尽くしてな｣
レ｢フン。卑怯な手だって自分の力のうちだろ？｣
監｢まだ懲りてないんですか…？｣
レ｢懲りる？どこに懲りる必要が？今年の大会は俺なりに全力を尽くした。来年もまた、勝つために全力を尽くすだけだ｣
ラ｢シシシッ！さすがレオナさん、そうこなくっちや！｣
ジ｢やれやれ。先が思いやられるぜ…｣
監｢そんな事あかりちゃんは許さなそうですけど…ってあれ？あかりちゃんは？｣
保健室にいないしどこに行ったんだろ？
ジ｢あかりさんなら目が覚めたレオナ先輩達に果物食べさせようと思ってるらしくって購買部で買い物に行ってる｣
ラ｢そういえばあかりチャンで思い出したっスけど、オーバーブロットする前としてる時のレオナさんやばかったですよ？あれをヤンデレって言うんでしょうね〜｣
レ｢あ？そんなにやばかったのかよ俺は｣
グ｢やばかったんだゾ！！｣
監｢確かに…いくらあかりちゃんの事が好きでもあんな風にはなれないですね。あかりちゃんからしたら恐怖でしょうね｣
あかりちゃんを見る目に光が宿ってなかったし…思い出したくないな…怖すぎ
レ｢そ、そうか…｣
？｢あ！！おじたんやっと見つけた〜！｣
監｢ええぇ！？｣
耳が生えた小さい子を抱っこしながらあかりちゃんがやってきた
監督生side end
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作者名：ライライ | 作成日時：2020年7月23日 21時
