28話 ページ28
ラ「シシシッ!この学園は弱肉強食、イイコちゃんなだけじゃ生き残れねぇってことッスよ」
ジ「寮長!あんたが本気を出せば十分ディアソムニア寮と戦えるはずだ!…3年前のあんたのプレイ、今でも覚えてる!俺はっ!」
レ「新入りが知った口を聞くんじゃねぇ!本気を出せ?馬鹿馬鹿しい、本気になったところで何も変わらねぇよ…」
人生は不平等なんだ…努力したところで何も変わらねぇ…だから俺は…
『んん…レオ…ナ…?』
大声を出したせいか眠っていたあかりが目を覚ましてしまったようだ
レ「悪い起こしたか?」
『へーき…あれ?ジャック…君?なんでここに…?』
ジ「っ!その痕…」
レ「さっきまでヤってたんだこれがついてたって普通だろ…起こして悪かったほらもう寝ろ」チュッ
『ん…スゥ…スゥ…』
ジ「どんなに卑怯な手を使うあんただろうがあかりさんは本気であんたを想ってる。薬が効いてなくともな…」
レ「あ?なんだと?」
ジ「それ以上は俺の口からは言えないッス…失礼します」
そう言い残しジャックは俺の部屋から出て行った
ラ「どうします?あいつやっときますか?」
レ「…いや、動向だけ見張っとけ」
ラ「ウィーッス、んじゃおやすみなさいッス」
ラギーも戻り俺はベットサイドに座りあかりの頭を撫でた
レ「ジャックが言っていたのは本当なのか…?どうやって解いたかは分からねぇがもしそれが本当なら俺の傍から一生離さねぇからな…向こうの世界に帰りたがってるかもしれねぇがそんなの絶対に許さねぇ。それなら俺と籍を入れるかガキを孕ませてずっと俺の傍に…ッハ、どうやら俺は俺が思っている以上にお前を愛しすぎちまっているようだ…狂おしいほどに…な」ギュッ
レオナside end
あかりside
ジャック君がレオナの部屋にやってきてからレオナの態度が変わった。具体的に言うと私に対する束縛というか執着心がより一層ました気が…余程のことがない限り行動は全て一緒。
あ「…なるほど。それは大変なことになりましたね」
あんずちゃんの元に行くと言っても最初はダメって言われたけど早く戻るという約束の元許してくれた
『そうなんだよね…ジャック君から何を聞いたか知らないんだけどレオナの私を見る目が精神状態が酷い時の宗や紅郎に似てて少しだけ怖い。私のせいで変わっちゃったのかな…どうしよう…』
あ「あかり先輩のせいなんかじゃないです!」
『あんずちゃん…』
あ「自分を責めないでください…もし辛くなったら私を頼ってください!」
『うん…ありがとヘヘッ』
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作者名:ライライ | 作成日時:2020年7月23日 21時