22話 ページ22
ラ｢あ、そっかどこかで会ったと思ったら植物園だったッスね〜｣
｢レオナさんラギーさんやっちまいましょうよ！｣
レ｢ワンワン騒ぐんじゃねぇよ馬鹿ども。暴力沙汰なんか起こして、マジフト大会出場停止にでもなったらどうする気だ？｣
｢縄張りを荒らしたヤツを見逃すんですかァ？食い出がありそうな獲物なのに〜｣
レオナは何かを企んだような悪い顔になりエース君達の前に立った。あ、私の肩を抱きながら…
レ｢誰も見逃すとは言ってねぇ。ここは"穏便"にマジカルシフトで可愛がってやろうぜ。｣
｢マジフトで？｣
レ｢試合中ならどれだけ魔法を使っても校則違反にはならねぇからな｣
ラ｢シシシッ！レオナさんってば意地悪ッスねぇ。こんな弱そうな奴ら、ワンゲームと持たないッスよ｣
あちゃ〜可愛いラギー君がどんどんレオナに似ていくな〜
グ｢ムムムッ！そこまで言われちゃ引き下がれねぇんだゾ！｣
デ｢ﾊｧ…断って帰れる雰囲気でもないしな…｣
エ｢おーし、いっちょやってやろうじゃん。あかりちゃんを絶対に俺らの寮に迎え入れる！！見ててねあかりちゃん！！ケイト先輩！選手選びの件、忘れないでよね！｣
レ｢はぁ？あかりをテメェらみてぇな軟弱の寮に迎え入れるだァ？寝言は寝ていいやがれ。あかりは誰にも渡さねぇ…これからのこいつの人生は全て俺のモンだ｣
『え、なんかプロポーズみたい/////』
レ｢あ？こんなんで満足してんじゃねぇよﾆﾔｯ｣
あぁ〜その顔カッコよすぎる大好き/////
ケ｢えぇ〜まじ〜？ﾊｧ…ったくしょうがないな〜。監督生ちゃんは安全な所で見てて？相手チームの動きをよく見て、俺たちに教えてね？｣
監｢は、はい！｣
レ｢お前もそっち行ってろ｣
『あ、うん』
レ｢カッコイイプレー見せて惚れ直させてやるよﾆﾔｯ｣
『き、期待…してます/////』
監督生と少し離れたところで待機しているさなか先に口を開いたのは監督生
監｢レオナ先輩とは恋人関係…って事でいいの？｣
『うん、そうだよ。私はレオナの彼女だから学園長が気を使ってくれてサバナクローの制服にしてくれたし。他の寮生については初日にレオナが私に手を出すなって言っておいてくれたから襲われずにすんでるんだ〜まぁみんな私やレオナを恐れてるせいか誰にも話しかけられないんだよね〜』
監｢どうしてレオナ先輩を好きになったか聞いてもいい？｣
『どうして…か。ケイト君から聞いたかどうか分からないけどレオナや他のみんなは私達の世界ではゲームのキャラクターだったの』
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作者名：ライライ | 作成日時：2020年7月23日 21時
