黄昏の歌姫 (ページ12)

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12話ページ12

あんずちゃんとカリム君の距離が異様に近いそして本人は隠してるつもりだろうがあんずちゃんの首に何ヶ所か赤い印があった

『(レオナはともかくまさかカリム君もだったとは…)』

レ｢へぇそんな知識がないと思っていたがお前も男だったんだなカリム｣

カ｢まぁな！あんずすっごい可愛いかったんだぜ！ﾆｶｯ｣

あ｢ちょっと静かにしてカリム！/////｣

そっちも呼び捨てになったんだ～ﾌﾌｯ

レ｢あ？んなのこいつの方が可愛いに決まってんだろ俺のあかりが一番可愛いんだよ｣

カ｢いいや！俺のあんずが！｣

『｢レオナうるさい！/カリムうるさい！｣』

カ｢うぐっ…だんだんあんずがジャミルみたいになってく…｣

レ｢さっきまで俺に従順だったくせに…まぁそんなお前も好きだがな｣

ラ｢うわなんすかこのメンツ…リア充共しかいねぇじゃん…｣

ジャ｢カリム、あんず持ってきたぞ…ってレオナ先輩と、お前は…あかりだったか？｣

『あ、ジャミル君！推しではないけどやっぱり顔整ってるね～髪もサラサラ～今度髪いじらせて？』

ジャ｢わ、分かったから…近い/////｣

『え、あ、ごめんね』

レ｢ｯﾁ…ほらさっさとここに座れ｣ｸﾞｲｯ

レオナの尻尾が私の腕に巻き付き膝の上に座らされた

『ラギー君ありがと！美味しそ～』

ラ｢うっ…他人に…しかもあかりチャンに感謝される日が来るだなんて…生きててよかったっス！｣

『あっ！レオナ野菜ちゃんと食べないと大きくなれないよ？』

ほんとにレオナ野菜残してる…わがままな子供みたいﾌﾌｯ

レ｢あ？別にこれ以上大きくならなくていいんだよ。だから野菜を食う必要は無ぇ｣

ラ｢俺が言っても聞いてくれないんスよ～どうにかしてくれないっスかあかりチャン｣

ん～どうにかって…あ、宗に食べされたあの方法なら…

箸で野菜を掴みそのままレオナの口へ運んだ、まぁただそれだけではないんだけどね

『野菜食べれる人ってかっこいいよね～私結婚するならちゃんと野菜食べてくれる人がいいな～子供ができた時示しがつかないもんね～？レオナ、私と結婚したいなら食べれるよね？ﾌﾌｯ』

ラ｢っちょ！あかりチャン！そんな上から言ったらレオナさんの機嫌が悪くなって面倒くさく｢言ってくれるじゃねぇかよ。いいぜ、食ってやる(ﾊﾟｸｯ)｣あ、あのレオナさんが野菜食べてる！？(あかりチャンの言うことなら聞いてくれるんスね～なら何かあったらあかりチャンに頼んじゃお！シシシっ)｣