58話 ページ8
李・環「「琳音…」」
琳音はニコリと笑い二人に抱きついた
琳「俺は家族のみんなが大好きだからこのまますれ違ったままなんて嫌なんだ…だからちゃんと話し合って仲直りしよ?」ニコッ
環「琳音〜そうだね!うん!」ギュッ
琳「うっ、苦しいよ兄ちゃん…」
李「そうだよな…うし!!いつまでもシケたツラしてたらあかりに笑われるな!ニカッ」
数分後、環さんから連絡を受けた琉彩さんと深琴さんが迎えに来てくれたのだよ…やはりあかりはいないね
"LaLaLa•*¨*•.¸¸♬"
会場の中に入り二人の控え室に向かう途中まだ誰もいないはずのホールから僅かながら歌声が聞こえた。
この歌声はまさか…
鬼「おい斎宮…この歌声って」
りゅーくんも気づいたようだね。どうやら最後尾にいた僕とりゅーくんしか聞こえていないようだ…この歌声を確かめるべく僕達はこっそり琳音達から離れホールへと続く扉を開けた。そこで歌っていたのは…
斎宮side end
あかりside
会場に到着したはいいものの開演までまだ二時間以上もあるんだよね…紅郎や宗達はまだ来なそうだし何して時間を潰してようかな…
暁翔「どうしたんだいあかり飽きちゃった?」
洸華「開演まで何もすることがないからどうやって過ごそうか悩んでるんじゃない?あ、そうだ!まだママ達時間あるしホールに行ってあかりの歌声が聞きたいわニコッ」
琉楓「いいなそれ!」
暁翔「母さんナイスアイデア!ニコッ」
『え!?いいけど…恥ずかしいな/////』
琉楓「テレビや動画でしか聞いた事ないからぜひ歌っておくれあかり!」キラキラ
うっ…そんなキラキラした目で見られたらやるしかないな…いややらなきゃダメね!!
暁翔「メロディーは俺がピアノで弾くから安心していいよ!ニコッ」
早速ホールへ向かいまずは一曲、twilightのデビュー曲を歌った。反応は…
洸華「可愛いわ!♡」
琉楓「可愛すぎる!!世界一可愛い!♡」
暁翔「え、無理可愛すぎて心臓止まるかと思った/////」
完全にスイッチの入った私はお兄ちゃん達にファンサを送った
『もっともっと私の虜にしてあ・げ・る』チュッ
洸華「あ〜ん!私の天使ちゃん可愛すぎ/////」
琉楓「ぐふっ…ま、まずい天使の可愛さに鼻血が…」
暁翔「演奏なんてしてる場合じゃない!あぁ…俺は最高に可愛くて愛しい天使のお兄ちゃんになれて幸せだよ〜♡」スリスリ
『お兄ちゃんっ、くすぐったいフフッ』
抱きしめて頬擦りする暁翔お兄ちゃんが可愛くて思わず頭を撫でると更に抱きしめ頬にキスされた
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作者名:ライライ | 作成日時:2020年12月5日 9時