幼馴染に愛されすぎた歌姫 4

78話 ページ28

そしてついに退場の時間になってしまった

｢新郎新婦ご退場｣

パチパチパチ

紅郎、宗と腕を組みバージンロードを歩き教会から控え室に戻ってきた…

『終わった。…ﾊｧ緊張した！』

鬼｢おい宗、すげぇ緊張してたな｣

斎｢んなっ！？紅郎だって人の事言えないだろ！｣

二人の呼び方気になった？あのね、家族になるんだし呼び方変えれば？って提案したら以外にもすぐ呼べて浸透したんだよねﾌﾌｯ

『…これで私達は家族になったね。ちっちゃい時の約束が今やっと叶ったﾌﾌｯ』

斎｢ふふっそうだね。…本当に幸せだよﾆｺｯ｣

鬼｢式でも言ったがよぅ…俺達を選んでくれてありがとな、俺達は世界中の誰よりも幸せだぜﾆｶｯ｣

『もぅ…せっかくのメイクなのに泣かせるような事言わないでよ二人とも…私こそ二人に言いたい。私を選んでくれてありがと！おじいちゃんおばあちゃんになっても変わらずに私を愛してね？ﾌﾌｯ』

｢では外へ移動お願いします｣

ｶﾞﾁｬ

私達の登場に合わせて流れる曲が夢ノ咲にいた頃みんなで歌った思い出の曲

｢｢｢おめでとう/ございます！｣｣｣ﾊﾞｯ

一人一人の手から花がまかれ綺麗なフラワーシャワーに…

階段をゆっくり降り一人ずつに感謝の気持ちを伝えていき最後の人物の元へ

斎｢やはりあかりが最後に伝えるとしたら君だろうねﾌﾌｯ｣

鬼｢やっぱりお前しかいねぇよな｣

『お待たせ、なず！』

そう、私の親友である大好きな…なず！

仁｢おめでとう！カッコイイしめっちゃ可愛い！幸せになれよな！ﾆｺｯ｣

『うん！宗と紅郎にたっくさん幸せにしてもらうﾍﾍｯ/////』

仁｢じゃあそんなお前らに俺達からのプレゼント！上見てくれ！！｣

『上？…っ！？』

真っ青の綺麗な空に書かれた色とりどりの"Happy wedding"という文字…

斎｢ほぅ…悪くないね｣

鬼｢おいまじか…すげぇな｣

『綺麗…どうしたのこれ？』

七｢それは自分から説明させていただきます！あかりさん達の為に軍の航空機と優秀なパイロットを借りたのです！自分、とある経緯で軍にいたもので事情を説明したら快く引き受けてくださいました！色や文字などは陛下と閣下が考えてくださいましたよ｣

乱｢うん、喜んでくれてよかったﾆｺｯ｣

巴｢僕達が選んだんだもんそれは当たり前だね！今日はおめでたい日だからね！ﾌﾌｯ｣

漣｢おめでとうございます、末永くお幸せにﾆｺｯ｣

七｢御三方の素晴らしい未来に…敬礼！｣

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