61話 ページ11
私以外に顔を赤くする二人を見てちょっと嫌な気持ちになった
『浮気だ!紅郎…宗…私以外に照れないでよ…二人は私の事だけで顔を赤くしてればいいの!!(⑉•̆ ·̭ •⑉)』
斎「ち、違うのだよ?!あかりの母君があかりを大人にさせたような女性だから…その…あかりに微笑みを向けられているようで照れてしまったのだよ…というより今嫉妬したのかい!?あぁ…あかりの口からそのような事を聞けるなんて…嫉妬する君もとても愛らしいね/////」
鬼「そんな頬っぺ膨らませたって可愛すぎるだけだぜ?マジで可愛い」ギュッ
『むー!私は怒ってるの〜!』ポカポカ
鬼「痛ぇ痛えフフッ」
『私が一番可愛いんだから私だけ見ててよ…うぅっ…ヒック…ヒック…うぇぇぇえん!』
斎・鬼「「っ!ヾ(・ω・`;))ノ三ヾ((;´・ω・)ノあわあわ」」
急に泣き出した私を見た二人の顔が急変し慌てだした
暁翔「あぁ俺の可愛い天使が!ほぅら泣かないであかり〜?」
琉楓「うっ…泣いてる所も可愛いなんて…無理だ可愛すぎる/////」
鬼「わ、悪ぃ俺らが悪かったから…な?」
斎「あぁごめんよあかりっ…最愛の君を泣かせてしまうなんて…泣かないでおくれ僕らが悪かったのだよ…っ」
ガチャ
李「おいテメェら何俺の可愛いあかりを泣かせてんだ!大丈夫か?」
環「どうしてそんなに泣いちゃったの?にぃに達に話してごらん?ニコッ」
琳「あっ、目擦っちゃダメだよ!ほら俺のハンカチ使いな?」
『にぃに…琳音…』プイッ
『煌音お兄ちゃん』ギュッ
李・環・琳「「「っ!…」」」
嫌なタイミングで三人に会い気まづい私は泣いていたことも忘れ、一番近くにいたお兄ちゃんに抱きついた
すごい傷ついたような顔させちゃったな…ごめんね
暁翔「おやおやなんて言うタイミング。あの二人はいないみたいだね…まぁいい。じゃあ控え室に戻ろうか」チュッ
李「っ!おいあかりにあんまベタベタすんじゃ「そんな風に言われる筋合いないんだけど。俺達"本当の兄弟"なんだし…ね?俺達の可愛い天使ちゃんニコッ」っクソ…」
環「あかり、父さん達の話を聞いて欲しいんだ!」
琳「あかり…」
『嫌、聞きたくない…私はもう久遠じゃない。今日から月穹あかりとして生きていくの…』
琳「…じゃあtwilightは?」
『それは…』
ファン達に宣言してしまった以上変更などしてはいけない。何がなんでもやり通さなきゃ…でも。私は何も言えなかった
洸華「もうそろそろ準備しないと開演に間に合わないわ、話はその後にしてちょうだい」
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作者名:ライライ | 作成日時:2020年12月5日 9時