…また、短編集出したんっすか…？【d!】 (ページ8)

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●ねぇ先生　ut ページ8

A目線

私は高校教師のAA。20歳。
今は３年２組の担任をしている。
ドジばっかりで、他の先生にも馬鹿にされつつある。
けど、誉められたことが１つだけあった。
このクラスには問題児5人が集められているのだが、その1人の鬱島大の女遊びだけ、大人しくなった。

A『ねえ、捏島君。鬱島君が大人しくなった理由、分かったりする？』
kn｢いや、俺も分からへんねん。すまんな、力になれへんくて。｣

おい！敬語つかえや！

A『いや、まず敬語つかえよ…』
kn｢先生も出てるで？｣
A『…捏島君は、何も見なかったよね？』
kn｢はいはい。じゃ、ロボロ達が待っとるから帰るわ。｣

ロボロというのは、同じクラスの問題児の1人。
呂戊太は成績は問題ないが、声がでかすぎる。
捏島と同じレベルだ。
あと、確か運動もあんまりだったはず…

A『はーい、ごめんね、呼び出しちゃって。気をつけて帰りなさーい！』

でも、鬱島の一番仲がいい、捏島も知らないとすると…ほんとに、女に興味がなくなっただけ？

A『変なことしとらんとええけどな…』

そんな私の一言は真っ赤な夕日に消えていった。