…また、短編集出したんっすか…？【d!】 (ページ3)

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A目線

違う！ちがうちがうちがう！
私、偽善なんかじゃ…

zm｢偽善やろ？｣
A『え、ゾム…？』
zm｢あんなん、偽善以外のなんなん？｣

A『ちがう！私は皆を助けようと！』
zm｢それが偽善や。市民を助けられるの、Aだけって、勘違いしとらん？…あれは、誰にでも倒せる。｣

A『ぁ…あ…あぁぁ…』
zm｢それに比べて、どや？あいつらは。｣
A『あいつら…？』

zm｢そう。あの組織にいる、闇の力を使う魔法少女達は。｣
A『…すごく、楽しそうだった…』

zm｢なら、簡単な話や。こんな酷いやつらを守るよりも、壊す方が、絶対に楽しい。｣
A『楽しい？』

zm｢どや？｣
A『楽しい方がいい。』

zm｢なら、俺と契約して、魔法少女になってや？｣
A『もちろん。』

ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

A『うぁぁぁっ！！』

自分の体に黒くてピンクの電流のようなものが走る。

zm｢…そろそろどうや？｣
A『え？……あはは。アハハハハハッ！！』
A『気分最高！しかも、全身を力が巡ってるみたい！』

zm｢…それは良かった。｣
A『…これで、楽しいことができる！アハハハハッ！』

この日に、1人の魔法少女が闇落ちしたことにより、世界は滅ぶ。

けど、それでも彼女は壊すことをやめようとはしないだろう。

彼女は、『魔法少女』なのだから。