…また、短編集出したんっすか…？【d!】 (ページ11)

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●ふわふわふわふわ　sn ページ11

A目線

～8年前～
A『びょーいんやだ！もうてんてきこわいの！』
母｢そんなこと言ったって…点滴しないと、あなたは…｣

sn｢…もう病院いやだ？｣
A『いやだ！たのしいことないもん！』
sn｢じゃあ毎日僕とお話しよっか。｣
A『おにーさんと…？…たのしそう！おはなししてー！』

sn｢これで娘さん少しは病院が好きになってくるといいんですけど…｣
母｢…病院に1人でいれる？｣

A『うん！おにーさんがいるんだったら、頑張る！』
sn｢そっかぁ！…お母さん、休んでいらっしゃらないでしょう？…見ればわかりますよ、これでも医者なんで。｣

sn｢お休みになってください。Aちゃんは僕が責任を持って面倒を見ておきますので。｣
母｢あ、ありがとうございます…｣

A『おにーさん？』
sn｢ん？じゃあ、僕と遊ぼうか。何で遊ぶ？｣
A『えっーとね、えっと、おままごと！』
sn｢いいよー！｣

A『たのしかったね！』
sn｢そうだね。さ、お薬の時間だよ。｣
A『んぅーー！やだっ！』
sn｢薬を飲めるいいこにはゼリーがあるんだけどなー？｣

A『うにゅぅ…のむ！』

ｺｸｯｺｸｯ

A『あれ？…あたまふわふわすりゅ…』
sn｢…おーい？｣
A『あっ、おにーさん。』
sn｢大丈夫？ボッーとしてたけど。｣

A『うん！A、平気だよ！』
sn｢そっか。偉いね。｣

ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

そうだ。この大きな手が酷く安心した。