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51個目 ページ6

sideなし

タンバルン王城では実に平和な日々が続いていた。

「…王子!ラジ王子?」

「ここだ 白雪どの」

書庫にて、白雪はラジに呼び掛けていると、ラジが上の階の本棚の前で本を片手に返事をする。

そんな中 城中にこの話が駆け巡っていた。

「え?」

「ええ?」

「なんと ラジ王子が国政の勉強を?」

「はい 今朝になり突然、ご自分から言い出されたのは初めてかと」

「兄様が!?」

ティーカップ片手にサカキと1人の男性が話しているとどこからかロナとユジナが出てきた。

「ロナ王女、ユジナ王子…立ち聞きでございますか。はしたのうございます」

そんな言葉を無視し、ロナはサカキに話しかける。

「サカキ!兄様に何か心境の変化があったのね!?」

「さて…お訊きしても眉間にしわを寄せているばかりで昨夜は遅くまで何か考えこんでおられましたが」

「あのお嬢さんを招いたのが吉と出ておるのですかな…」

2人の言い分を聞きロナはまた変な事を企てたようで。

「兄様が本当に白雪さんを意識しているのなら大変なことだわ!」

「ロナ、また何かするの?」

その気配を察知し、ユジナはロナに疑問を投げた。

「今までなかったことだもの!」

そう言うとロナはユジナの腕を掴みどこかへ行ってしまった。

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はる(プロフ) - すごく面白いです!更新が楽しみですがオタクは待つのは得意な人種なので作者様の無理のないペースで頑張ってください! (2020年5月19日 7時) (レス) id: 2cc152cab9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あす | 作成日時:2019年2月13日 17時

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