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帽子 ページ1

齢18__


太「ねぇ中也さぁー、いい加減その悪趣味
  な帽子止めないの?」



任務終わりで本社に帰る途中、ふと思った事を
云ってみた



中「はぁ?手前ぇはこの帽子の善さが
  解らねぇのかよ」


太「え?解らないから云ってるんだけど←」



『コテンッ』と効果音が付くくらい
首を傾げて態と煽る


太「だってさぁ、この前任務で旅館に
  泊まった時に風呂でも帽子を脱が
  ないとか…引くレベルだよ」

中「そんなの手前が勝手に思ってる
  事だろうが」


少々興味無さげに外を見乍答える



太「知ってるかい?屋内でも帽子を
  被ってると禿げるらしいよー」


今度は皮肉たっぷりに云ってみる


中「うるせぇっ!俺は禿げる為に
  被ってるンじゃねぇよ」


太「じゃあ何なのさーぁ((ニヤニヤ」




明らかに中也の方が追い詰められている
(精神的に)




中「この帽子はアイデンティティーだ」


太「ねぇ中也ww意味解って云ってンの?」


中「意味は知らねぇが…何か響きが格好いい
  だろ」



太宰に嗤われた事に対して内心イラッと
し乍も真顔で答える



太「真逆中也が単純なのは知ってたけど
  此処までとはねぇww嗤いが止まらないよ」


中「それは善かったなぁ。そのまま
  嗤い過ぎて〇ねぇ!」



頭めがけて蹴りを入れようとするが
意図も容易く避けられた







ーーーーーーーーーーーーーーーー
結果→太宰の精神攻撃にも耐える程
  帽子は大事

包帯無駄遣い装置+α→



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作者名:すみっこ | 作成日時:2017年5月19日 21時

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