[文スト]愛し愛されまた明日

＃番外編：ホワイトデー太宰編 ページ15

＊太宰治の場合＊



今日は仕事も休みで暇でヨコハマの街を眺めていた時、私に声をかける人がいた。



『Aちゃん♪今日こそ私と心中してくれたまえ！！』



私：「嫌ですよ・・・勝手に一人で死んでください。」



『冷たいな〜それよりこんなところで何をしているんだい？』



彼の名前は 太宰治



武装探偵社の社員でありポートマフィアの元最年少幹部だ。



座右の銘は『清く明るく元気な自 殺』



今は美女との心中が夢らしい



私：「ただ、この街を眺めていただけですよ。太宰さんこそ何をしているんですか？」



太：「私かい？新しいジサツ法があると聞いて試してみたのだけど・・・」



私：「駄目だったんですね。」



太：「そうなんだ。だが今日はそれだけではない！」



私：「では、何を？」



この人の考えていることがどうしてもわからない。



太：「それは、君に用事があったのだよ・・・A。」



・・・急の呼び捨てはないだろう。



・・・・。ずるい。



どうもドキドキしてしまうんだ。



なんでだろう？



私：「用事・・・？」



太：「ああ。」



私：「なんですか・・・？」



太：「先月、バレンタイン、とゆうものがあったろう？君は私にちょこれいとをくれたろう？
　 そのお返しを渡しに来たのだよ。」



私：「家でいいでしょう？」



太：「家には芥川くんお手製の防犯カメラがついているだろう。」



私：「え・・・？そうなんですか。」



知らなかった・・・あいつ盗撮してたのか・・・



私：「だからわざわざ来てくれたんですか？」



太：「まあ・・・そんなとこ？」



・・・疑問形？



私：「わざわざありがとうございます。」



太：「受け取ってくれるかい？」



私：「ありがたくいただきます。」



太：「そうか・・・」



太宰さんは周りをキョロキョロとして私の頭にタオルを被せてから・・・







接吻(キス)をした。



私：「！！だっ太宰さん！！人が見ていたらどうするんですか！？」



太：「だからする前に周りをみたのだよ。それで、私からのお返し、どうだっつた？(ニヤニヤ」



私：「///しりませんよ！！」



うれしかったなんて言えない。




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あなたが帰った後の太宰↓

Aちゃん・・・素直じゃないよね・・・


可愛かった。なんていってやんない。

＃番外編２：ホワイトデー中也編→←#乱歩と私、太宰と敦

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