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11 遠征 ページ12
nonside
中「準備はいいか」
A「はい」
荷物を纏め、移動用の車に積む。
只今、深夜二時である。
出発は午前四時。
中「よし、必需品は凡て入れた。
A、大丈夫だ!」
多くの物を積み込んだ荷台に、軽い身のこなしでAが飛び移る。
A「中原様、もうじき部下達が来ます。
扉を閉じて下さい」
中「嗚呼」
中原は荷台の扉に触れると、自身の異能を駆使し、扉を閉めた。
厳重に鍵を掛けて、開かない様にする。
黒服「中原幹部!
あれ、荷造り終わってる……」
中「おお、来たか。
未だ全員が集合して居る訳では無さそうだな。
お前も少し休んどけ」
黒服「有難う御座います!」
中「今度の遠征は半年か……
西方も無能が揃ったな」
黒服「其のことなんですけど、如何やら向こうの幹部に裏切り者がいる様で……」
中「まぁ、最近代替わりした様だしな。
久々に骨のある仕事が来たぜ」
夜明けは未だ早い。
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作者名:夜叉の子 | 作成日時:2017年10月2日 23時