353.決断 SNside ページ3
JH「で？何があったの？」
SN「話すと長いから端おるとウォヌがルナと喧嘩してAはホン・ジスをお兄ちゃんに認定した」
JH「…??はい？」
SN「だから〜!!ウォヌとっ」
JH「それは分かった。Aが何？」
SN「そこかよ!!…はぁ…Aはホン・ジスをお兄ちゃんみたいだって言ったんだと」
JH「…それって…」
SN「まぁ実質振ったって事になるよな…」
JH「…ヒョンは？」
WZ「清々しいくらい普通」
JH「清々しいくらい…。逆に心配…」
SC「てか、なんでお前ら知ったの？」
事の発端を説明したら
SC「何やらかしてんだか…」
WN「行くなら行くって言えよって思っちゃった…Aちゃんに酷く当たって…ルナに嫌われたかも…」
SN「大丈夫だよ。ルナはそんな小さい奴じゃねーし」
WZ「そうだ」
JH「で、Aとルナは？」
SN「ホン・ジスに送って貰ってもう帰ってる筈だけど…」
JH「…そか。てか、なんでフルネームなんだよ」
SN「呼び方が分かんねーの。ジスさんだと何か負けた気するし、ヒョンはなんつーか慕ってる感出て癪だし…だからフルネーム！」
SC「勝負してんの？」
JH「スニョンらしいな。でも鬱陶しいからジスでいんじゃね？」
SN「それは…ハードル高いだろよ…」
JH「ま、なんでもいいか。で、ウォヌは大丈夫なのか？」
WN「ミンギュがルナに馴れ馴れしくてムカつく…」
JH「ミンギュか…距離の詰め方バカだもんな」
WZ「完全にロックオンしてる」
WN「はぁ…」
SN「ルナはウォヌしか見てないよ…今は…」
WN「今はって…」
SN「だってそうだろ。何が有るか分かんねーの…」
WZ「スニョン…何かあるのか？」
SN「無いよ…」
WZ「嘘だ」
SN「無いよ!!…無いから…」
JH「…??」
WZ「悩んでんだろ」
SN「…分かんないんだよ…俺…Aしか見てないから…そこ無くなったら分かんなくなるんだよ…」
WZ「Aは無くならないだろ…無くなったら困る…」
SN「…でもさ…Aの隣は俺しかいないと思って生きてきたからさ…」
JH「全然話の筋が分かんないんだけど…」
WN「何かあったの？」
SN「……ない」
JH「ひとりで悩むなよ」
SN「俺の問題だから…俺がちゃんと決断しなきゃだから…」
JH「決断…て？」
どれだけ考えて悩んでも答えは出なくて
顔見ればやっぱり心が頭が喜んで
でも…
愛しくてどうしようもなく切なくなる人に
さよならが出来たら
新しい人生が始まる…
俺の決断ひとつで…
.
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作者名：ぽけ | 作成日時：2022年2月25日 11時
