A級0位暗殺部隊Ⅱ【ワートリ】【暗殺教室】 (ページ40)

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　あれから暫く、北東区域からはトリオン反応がすべて消えた

　『…………はぁ、本部。コチラ竹島です。基地北部から北東部にかけて、ネイバーの駆除が終了しました』

　《……竹島、御苦労だった》

　『……城戸さん？忍田さんは？』

　《竹島さん。忍田本部長はたった今侵入した人型ネイバーの確保に向かったわ。諏訪くんも律ちゃんのおかげて回復して、戦闘に参加中。

　ありがとう。竹島さん》

　『礼を言うなら律に言ってください沢村さん。ついでにコレからもエンジニアの手伝いをするようにって。』

　《わかったわ。》

　そう言ってインカムを切る

　『さてと。これからどうしたものかな。』

　月彦くんはもう休んでるらしいけど、S級じゃないのに休んだら忍田さん怖いしなぁ

　どうするかな、出水達が居るとは言え駿一人にしちゃったからなぁ、合流するか。でも南部だとここから一番遠いし。

　思考を巡らせる中、背後に強い気配を感じる

　「……はじめまして。お嬢さん」

　『…………はぁ、』

　「そんな顔されないで。さぁ、もっと笑顔で！」

　コレが通常運転ですがなにか？？？

　その言葉を飲みこんでのまた大きくため息をつく

　『本部、コチラ竹島。立て続けにすみませんね。北東部にて人型ネイバーと遭遇。ブラックトリガーです。

　jeが北部に惹きつけますから、東部にいる隊員をコチラに近付けさせないように指示してください

　後のことは追って連絡いれます。以上』

　そう言って通信を切る

　「先程までの戦闘、見させて頂きました。素晴らしいトリオンに、美しい動き。

　あぁ、欲しい。とても欲しい。あなたを僕のものにしたい。

　安心してください。僕の側で一生可愛がって差し上げますから。」

　いや、知らんがな。誰だよお前。

　「………ふむ。無視ですか。僕の言葉に耳をかさないと。」

　いえ、ただ返答に困っているだけです。

　「んまぁ、いいですけどね。本国に持ち帰れば、聞く耳ももつでしょう。」

　いやだからお前だれだよ。

　こちとらもう特級決まったんだよ。多分。

　ボーナスなら律の分で足りるんだよ。

　お前じゃなくてラービットもってこいや。

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