A級0位暗殺部隊Ⅱ【ワートリ】【暗殺教室】 (ページ22)

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　そしてその時にはもう手遅れなんだ

　そう言った三輪の言葉が、酷くjeの耳に残った

　嵐山さんが迅さんのフォローに入っていたけど、正直頭には入ってこなかった

　『三輪はさぁ、この世界の人じゃ無い者は、みんな嫌い？』

　「………当たり前だ。ネイバーは、全て排除する」

　『………そっか』

　本部でやることあるので、先行きますね。

　jeはそう言って、ベイルアウトした。

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　「ボーダーを裏切るつもりか！！？」

　鬼怒田さんの声が会議室に響く

　「裏切る？論議を差し置いて強奪を強行したのはどちらだ？もう一度はっきり言っておくが、私はブラックトリガーの強奪には反対だ」

　あ、ブラックトリガーって言った。ブラトリって言わなきゃ駄目だよ忍田さん。罰金ね

　忍田本部長の隣で優雅に珈琲を飲んでいる竹島は、呑気にそんな事を考えていた

　「これ以上刺客を差し向けるというのなら、次は嵐山隊竹島隊ではなく、この私が相手になるぞ。

　城戸派一頭」

　その言葉に、唐沢さんが何かを考え込む

　「な、なんで竹島はそちらについた！何故城戸司令からの命令を無視した！！？」

　その言葉に、竹島は珈琲を机に置いて口を開く

　『……jeがボーダーへ入隊するのに、お互いにいくつか条件を設けましたよね。

　その一つ。竹島A、自律思考固定砲台は、司令官三名の多数命令を聞く。その命令を遂行できなかった場合、ボーダーへの対抗とみなし、即座に処分する。

　と………。これがjeが自由派部隊である理由です。

　jeに戦闘においての命令を出すのであれば、2名が合意した派閥に私はつきます。

　そして今回、命令は忍田さんと城戸さんから出された。この場合、林道さん派についた忍田さんの命令は、林道さんの命令でもある。

　だからjeは城戸さんの命令を聞かなかった。

　もしこれで違反だなんだ言うのであれば……

　je、ボーダー辞めますから』

　「「「「っ！！！！！！」」」」

　「(…流石、海外の財閥との交渉の一手を担ってるだけはある。圧の掛け方(脅し方)が上手いな)」

　アサシンの目をしたjeが、大手をかけた

　「……なるほど、ならば仕方ない。次の刺客には天羽を使う」

　「なっ、」

　「っ！」

　『………はぁ゛！？？？』

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