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『あのね、迅さん。』
《んー？》
『人の折角の休みに一々呼び出さないでくれるかなぁ、怒るよ？』
あー、ごめんごめん。と、謝るつもりなんてないであろうヘラヘラ顔が目に浮かぶ。
電話口の奥からは、騙したのぉーーー？？！！！と、いう謎の大声が聞こえた。
《鍵開いてるから勝手に入ってきていいよ。じゃ、電話切るから》
ラッド大騒動から3日
なんでも、1週間ほど前から休んでるらしい。
そして昨日、やっとのことで提出書類の作成とトリオン検査がおわり、今日。休みを！貰えたというのに
迅今日、学校休んでた分の再テストなんだって?
迅学校昼からでしょ?
始まる前に玉狛おいで。
迅面白いもの見れるよ
この文章のあとに、絶対「俺が」ってつくんだろうなと思いながら、スマホを投げなかったjeは偉い。とっても。
「こっちが、モサモサした男前、烏丸京介。16歳。」
「モサモサした男前です。よろしく。」
………ん？
………ェ？これどういう状況？
「あ、俺からもう一人。玉狛支部じゃないんだけどね。コレから関わり増えると思うから紹介しとく。入っておいで」
「は！？誰よそれ！聞いてないわよ！」
「言ってないからね」
「「「「……………………」」」」
……………あ、jeのこと？今入れと？そゆことですか？
………へー。
………いいですよ。入ってやりますよ。(強気)
『………あーと、お邪魔します…？』
うわぁ、めたんこ視線感じるー。
そんなに見ないでよ〜je恥ずかしい〜
………てか、…………だれ？
…は〜、なんか、ね、お腹すいた。
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作者名：莱歌（らいか） | 作成日時：2021年11月27日 11時
