ep.12 ページ24
龍｢なぜ姉上の…？アラジン…、A…？
まさか貴方が槍兵のA殿で…君が…『マギ』の｢アラジン｣殿…?｣
ア｢!?僕を知っているのかい？｣
龍｢はい…姉…白瑛が西方遠征から本国へ一時帰国した際に話を聞きました。草原にて、｢マギ｣の少年と付き添いの槍兵の女性に救われた、と。｣
ア｢へぇ〜そっか…｣
やはり白瑛の血縁…弟だったのか、皇子の身分にも関わらず腰を曲げ、礼をしてきた
龍｢アラジン殿、A殿、どうか俺からも礼を言わせてください。姉はただ一人の俺の大切な姉弟です。命を救ってくださり…ありがとうございました｣
『そ、そんな…顔をお上げください！』
龍｢いえ、そういう訳には…｣
王に頭を下げさすなどそんな罪悪感が込み上げ、何度も止めるように諭すが白龍はお辞儀をすることを止めない
しかし出掛ける様子もあったためアラジンが申し訳なさそうな声を上げる
ア｢出かけるところだったのに迷惑だったかな？｣
龍｢迷惑だなんて…そんなわけがない。ルフの大いなる導きに感謝しているところです…！｣
するとさらにアラジンにむかって跪く白龍
しかしAはそんな白龍の目の淀みに思わず眉を顰めてしまった
白龍はアラジンに話があると言ったがシンドリア王宮の役人に呼び出され、手持ち無沙汰な3人は中庭へ向かう
反対側の曲がり角からモルジアナは煌びやかな装飾の箱を手に此方を探していた
｢｢おぉ〜〜！！｣｣
『とても素晴らしい…！美しいです…！』
箱の中身は足枷だったとは感じられない
全体は銀に加工されており、足枷はまるで踊り子の装飾のようだ。そしてチャームポイントには赤い宝石
早速使ってみて、という要望にモルジアナは足にはめて足技を繰り出すが、アラジンとアリババに鎖が絡みついた
慌てて二人がかりで救出するが、そう言えば私もこんな綺麗なもの、【あの方】から貰って大喜びしていたっけ…とAは回想した
アリ｢これ鎖が無い方がいいんじゃねーの？｣
『(…あれ？)』
モ｢どこに付けても…これはただの綺麗な飾りだわ…。戦いにどう使えばいいのかわからないわ…｣
『(私、『誰』から『それ』を貰ったんだっけ？…あれ？私、その時何してた？
……私、
名前、何だったけ……？)』
その後の3人の会話が耳に入らないほど、白龍のことも忘れるほどA……セイバーは必死にその状況と真名を思い出そうとしていた
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にこりしち(プロフ) - 真名がいつ出るのかとても楽しみです！！あと話変わりますが自分はバビロニアで好きなシーンはギルが千里眼を使った所です() (2020年5月14日 1時) (
レス) id: fb4fdfdee0 (このIDを非表示/違反報告)
妄想girl(プロフ) - オルタさん» ありがとうございます！！構想は世界会議編までは何となく構想は練ってあるのであとは文才と閃きを待つのみです…コメントありがとうございます！ (2018年9月5日 23時) (レス) id: 01b5076d95 (このIDを非表示/違反報告)
オルタ(プロフ) - 更新頑張ってください！！読むのが楽し過ぎてやばい！！ (2018年9月4日 22時) (レス) id: 221412867c (このIDを非表示/違反報告)
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