ep.5 ページ17
モ｢私は、バルバッドでの戦いが頭から離れません。今でももちろんお三方への恩返しのため…でも、もうそれだけではなく…虐げられる人たちのために戦うあなたたちと同じように…私も一緒に戦いたいのです。どうか、お供させてください！｣
椅子から降り、片膝を着いて懇願するモルジアナを慌てて立たそうとするが返事を聞くまで動かない様子だ
ア｢よかったねーアリババくん、A！モルさんが一緒ならうれしいし、頼もしいね！｣
『えぇ!!こちらもとても心強いです』
モ｢あの…お供していいんですか？｣
ア｢いいも何も…モルさんがそうしたいならできるさ！一緒にいるのでもなんでも…。これから先、ずっとそうさ！｣
アリ｢！…そうそう、そうだな！｣
そのまま食事を続けていた3人だがそこにかかった声にステージの方を向く
｢いーぞ!!飛び入りのねーちゃん！！｣
モルジアナは昂る気持ちを表現するためか踊り子の中に入り、激しく鳴り響く太鼓の音と共にくるくると舞い、飛び入りながらも圧巻の踊りを見せた
アリ｢キレーだぞ!!モルジアナ!!｣
アリババの歓声を聞き、こちらを見たモルジアナだが次々女性に声をかけるアリババに若干眉を寄せていた気がした
アリババとアラジンが二人っきりで話したいということでご馳走を食べ続けるモルジアナとAだがモルジアナは不機嫌そうにしている
『モルジアナ、嫉妬しているんですか？』
モ｢え？……いえ、Aさんも傍にいるのにあんなに声をかけていて…｣
『私は気にしませんよ。生きていた頃なんて…』
はぁー、と大きく溜息をつくと話し続けた
『ロクデナシの部下が話しかけて、お持ち帰りした上で一々問題に上がりましたから…えぇ、アリババのあんなもの、可愛らしく見えます』
モ｢そ、そうなんですか……｣
アリババさんのさらに上って何だろう…と一瞬考えた上でAは生前苦労していたんだなとモルジアナは察した
『〜、あーー!!考えるだけでムカつきます……モルジアナ、宜しければ一緒に踊りませんか？』
モ｢…え？｣
『私、こう見えて男役のエスコートは得意ですから大丈夫です。ここは踊ってスッキリしませんか？』
モ｢は、はい！｣
『では、お嬢さん。お手をどうぞ』
モ｢あ、ありがとうございます…｣
女子2人のイレギュラーなペアはステージへ一歩踏み出した
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にこりしち(プロフ) - 真名がいつ出るのかとても楽しみです！！あと話変わりますが自分はバビロニアで好きなシーンはギルが千里眼を使った所です() (2020年5月14日 1時) (
レス) id: fb4fdfdee0 (このIDを非表示/違反報告)
妄想girl(プロフ) - オルタさん» ありがとうございます！！構想は世界会議編までは何となく構想は練ってあるのであとは文才と閃きを待つのみです…コメントありがとうございます！ (2018年9月5日 23時) (レス) id: 01b5076d95 (このIDを非表示/違反報告)
オルタ(プロフ) - 更新頑張ってください！！読むのが楽し過ぎてやばい！！ (2018年9月4日 22時) (レス) id: 221412867c (このIDを非表示/違反報告)
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