ep.4 ページ16
華やかに己を飾った女性達
陽気に楽器を叩き、酒を飲み大笑いする男達
それはAが生前、好きだった光景によく似ていた
『アラジン、何をしているのですか？』
ア｢A!!これ海の神様のお面なんだって！というかAは綺麗なおねえさん達みたいな格好をしないのかい？｣
『……故郷ではこのような格好ははしたないとされていたので…お断りさせていただきました』
ーーへそや太腿を出すのは真っ当な女性としてはしたない
この考えが染み付いているせいか、華やかな祭り衣装に手を出すことを躊躇した
代わりに花飾りだけ頂いてきた
ア｢…ばぁ！！｣
アリ｢うわぁっ！！｣
アラジンはアリババに向かって仮面を着けて驚かせていた
しかし二人共この光景が珍しいようでキョロキョロと辺りを見渡した
アリ｢ってA!?お前もいたのかよ！…てか着替えてないのな…｣
『故郷ではこのような格好ははしたないと言われてたので…』
また同じ理由を話したが前から来る列の中にいる1人の女の子に目を留めた
その少女は仮面を被っているがアリババへ花飾りを差し出すがそこに留まってじっとしている
Aは気付いていない2人を除いて話しかけた
『あら、モルジアナ。とても可愛らしいですね』
｢｢へ？｣｣
モ｢…ありがとうございます…｣
ア｢モルさんすっごく似合うよ〜｣
アリ｢そうそう、スゲー似合ってるよ！キレイすぎて誰かと思っちまったじゃねーか！｣
するとプイッと後ろを向いてしまったが照れている様子だ
無事に花飾りを配り終えたモルジアナはアリババ、アラジン、Aと共に食事をする。
ご馳走に舌鼓を打ちながら、モルジアナは自分の足枷を眷属器として活用することを話した
アリ｢…なぁ、モルジアナ。そういや気になってたんだけどさ…お前、ずっと俺たちと居ていいのか？チーシャンで、お前はあんなに故郷に帰りたがってたじゃねーか。シンドバッドさんに聞いたけど暗黒大陸へ船は出てるんだろ？｣
モ｢…ハイ｣
しかし暗黒大陸は未開発ではあるが北方はレーム領として開けているらしい。レーム帝国の港から出ている直行便に乗れば、誰でも暗黒大陸へ渡れるそうだ
モ｢…でも、その話を聞く前に…。私も、アル・サーメンの話を少し聞いたんです…｣
｢｢『!!』｣｣
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にこりしち(プロフ) - 真名がいつ出るのかとても楽しみです！！あと話変わりますが自分はバビロニアで好きなシーンはギルが千里眼を使った所です() (2020年5月14日 1時) (
レス) id: fb4fdfdee0 (このIDを非表示/違反報告)
妄想girl(プロフ) - オルタさん» ありがとうございます！！構想は世界会議編までは何となく構想は練ってあるのであとは文才と閃きを待つのみです…コメントありがとうございます！ (2018年9月5日 23時) (レス) id: 01b5076d95 (このIDを非表示/違反報告)
オルタ(プロフ) - 更新頑張ってください！！読むのが楽し過ぎてやばい！！ (2018年9月4日 22時) (レス) id: 221412867c (このIDを非表示/違反報告)
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