ポートマフィアが拾ったのは子どもでした。【文スト】

番外編　太宰の誕生日　2 ページ12

◁


A side


きょうはおでかけをだじゃいしゃんとしゅるんです！


けっきょく、ほしいものがわからなくて…


なので！だじゃいしゃんとおでかけして、


”ほしいものをみつけよーしゃくしぇん”


をじっこうしゅるんでしゅ！


・





・




・




・

太宰 side


というわけでいま、デパートにAちゃんと着ているのだが…


流石、新しくできたデパートだね。大きい。


Aちゃんとハグレたら困るからさり気なく、


「新しく出来たデパートらしいんだけど…想像より大きいね…離れないように手をつなごうか？Aちゃん。」


って手を伸ばすと


『うん！』


と笑顔で云って、手を繋いでくれた。


お出掛けと云ってもAちゃんの欲しい物を買うのが目的…


きっと、Aちゃんは私の欲しい物を買いたいのだろう。


『だじゃいしゃん…』


「なんだい？Aちゃん」


『わたしのなぜ？
ほしいものばかりをかうんですか？』


「何故って言われてもねぇ…
あっ、解ったよ。私の欲しいものだね？」


と推測していた通りになった。


すると、Aちゃんは


バレちゃいましたね。と照れながら云った。


「そうだね、私はAちゃんが楽しんでくれれば其れで良いかな？」


と一緒に歩いていると

目の前にクレープのお店がある。


「Aちゃんはクレープ食べたこと有る？」


と聞くと


『クレープ？それは、だじゃいしゃんがほしいものでしゅか？』


と聞いてきた。嫌…違うのだが…まぁ、良いか。


「うん。欲しいからAちゃんもいるかい？」


『はい！』


と云ってクレープを買いに行った。



・



・


『だじゃいしゃん！クレープおいしいでしゅね！』


とチョコレートのクレープを食べているAちゃん。


ほっぺたにチョコレートがついているんだけども…


可愛いから写真を撮ってから伝えよう。


写真を撮ってAちゃんに


チョコレートついてるよ、と言うと笑いながら



だじゃいしゃんなんでいってくれないんでしゅか！、だって。



車に乗ってビルに戻っているときにAちゃんは眠ってしまった。



「お休み。＿＿＿＿A。」



これからも、私を宜しくね。





＿＿＿＿＿


変な終わらせ方ですみません！


次から本編を更新します！

１１話→←番外編　太宰の誕生日

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す