双黒と一人の喰種【文スト】【東京喰種】 (ページ5)

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私は横浜でも名の知れている情報屋モノクロ。

武装探偵社、ポートマフィア、異能特務課の(有る意味専属)情報屋でもあるの。

今日は休みのはずが仕事が入り、仕方なく情報の取引をしにきたの。

服装はモノクロの特徴でもある、朱色のフード付外套。夏場は半袖のパーカーだけどね。

約束の路地裏に入り、相手を待つ。

「モノクロちゃん久し振りだね」

「えぇ、首領さん…とエリスちゃん。」

森さんでいいのだよ？、と云うこの人は何時もは前髪を上で留め、白衣を着ている幼女嗜癖…否、ポートマフィア首領。

何時見てもエリスちゃんは変わらず愛らしいが首領さんはキモいと思う。

そんな事よりも話を続ける。

「今回はこの書類の情報でよかったのですよね？」

依頼を受けた書類の内容とその情報を纏めたメモリーを渡す。

「何時もすまないね。あれは入れて於いたからね。」

「また、ご贔屓に。」

森さんが居なくなり、私も立ち去ろうとすると、路地裏の入り口の方から嫌な気配がした。

思わず、持っていたお面を着け、警戒態勢をとり待っていると高身長と低身長の男、二人がやって来て

「やっと、見つけた。」
「漸く見つけた。」

といわれた。