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＿＿＿ありがとう。
そう結依が伝えたら、稜哉は優しく笑った。
「ただやっぱり、やってる事は許されない。お前の友達だろうと何だろうと、俺は許さないし徹底的に叩く。」
「た、叩くって…何を…。」
「いや物理的な話じゃなくてだな。
…もちろん協力はするけど、俺は直接動けないから、母さんに頼む。最悪大学側にも。」
「……。」
「結依。これはお前のためでもあるし、他の人のためでもある。同じことが繰り返されないように。な？」
「…うん。」
「そうと決まれば」と、稜哉は母親に電話をかけ、事情を説明しだした。家を飛び出した手前、結依はソワソワしている。
「＿＿＿って事で、よろしくね。
……ん？結依？…うん。あー、はいはい。ちょっと待って。
…結依、母さん。」
「…も、もしもし。」
《…もー、喧嘩するのはいいけど、こんな遅くに女の子一人で家飛び出さないの！！》
「ご、めんなさい…。」
珍しく母親に叱られる妹を、稜哉は優しい目で見守る。
《…本当に無事でよかった。
明日朝迎えに行くから、それまで稜哉のとこでゆっくりさせてもらいな？》
「うん…あ、ねぇ。お父さんは？」
《稜哉から電話来るまではめちゃめちゃ焦ってたよ。
今は "言い過ぎたかな…" って落ち込んでるから、明日帰ったら許してあげてね？笑》
「…分かった。」
母親との電話を終え、ひと段落して安心したのか、二人は同じタイミングでお腹を鳴らした。
これには二人して顔を合わせて笑う。
「お前メシ食ってねぇの？笑」
「変なオッサンと食べたご飯なんてご飯じゃないもん笑」
「確かになぁ…。うし、なんか食うか。こんな時間だけど、今日くらいいいだろ笑」
「はい！りょーのチャーハン！笑」
「米炊いてねぇ…。」
「えー、じゃあパスタで。」
「相変わらず胃袋が男子高校生なんだよな…笑」
そこからは、ペペロンチーノにするかナポリタンにするか少々論争が勃発し、結果結依に根負けして稜哉はペペロンチーノを作ることに。
兄より妹が強い。深澤兄妹あるあるだ。
その後、稜哉のご飯を平らげて二人は就寝。翌日、車で迎えにきたAと一緒に結依は帰宅した。
A曰く、結依が寝た後に改めて稜哉から辰哉へ、一連の事情を話され誤解も無事解けたと言う。
「ほんといいお兄ちゃんだよね〜笑」
「…ね。」
そして "事の発端" は深澤家全面協力の元、綺麗さっぱり解決したとか。
Fin
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あのん(プロフ) - (名前)ミオさん» ご心配をおかけしてすみません、無事復活しました← 今後ともよろしくお願いします！ (2021年10月25日 20時) (
レス) id: 2713eabb8d (このIDを非表示/違反報告)
あのん(プロフ) - みんさん» ご心配をおかけしました。温かいお言葉ありがとうございます！(泣) (2021年10月25日 20時) (レス) @page48 id: 2713eabb8d (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ミオ(プロフ) - 無理なくゆっくり休んでくださいね (2021年10月20日 0時) (レス) @page49 id: dfbbef0672 (このIDを非表示/違反報告)
みん - いつも楽しみにさせていただいております。体調不良ということでとても心配ですが、お休み期間ごゆっくりなさってください。再開されてもあのん様の健康第一で続けていただければと思います。 (2021年10月17日 20時) (レス) @page48 id: 3106d83bf4 (このIDを非表示/違反報告)
あのん(プロフ) - ぴけらびさん» メッセージありがとうございます！お気持ちとても嬉しいです！再開したら是非、またお立ち寄りください (2021年10月16日 21時) (レス) id: 2713eabb8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あのん
| 作成日時：2021年9月14日 19時
