68話 彼岸花に秘められた思い ページ34
kr side
その黒い彼岸花、見覚えがある
1度だけ行ったことがある
その場所にしか咲かないものだ
kr「確か、"
kn「イマジナリー？」
kr「1回だけ、シャークんと一緒に連れてってもらった場所なんだけど…」
sm「簡単に言えば、架空世界に咲く彼岸花という意味を持つ呪文だ。いわゆる"創造"されたものだろう、その場所も、その花も」
kr「Aにそんな力が…？」
だけど、それなら納得
創造の力があれば自然と強くなる
kn「でもなんでここに…？」
sm「…ちょっと貸してくれ」
スマイルが彼岸花を手に取る
そして何やら呪文を唱えている
見た感じからして闇魔法だろう
感覚的にも分かる
俺は光魔法を持っているから
sm「なぁ、俺1人でAの所へ行ってもいいか？」
kn「なんで？」
sm「Aのいる場所が、魔界により近い場所かもしれないからだ」
kr「…それなら俺は行けないな」
sm「だから闇魔法を持つ俺が」
悔しい、スマイルだけ行けるのか
でも今行かないと間に合わないかもしれない
kr「行っていい。正し！必ずAと"2人で"戻ってくること」
kn「俺も賛成かな」
悔しいけど連れ戻してほしい
俺の分まで頑張ってくれよ、スマイル
sm「分かった、行ってくる」
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
夢主 side
『あーあ、暇』
どうもこんにちは、今は架空世界にいます
彼岸花が咲き誇るここは現実世界であり
そうではない場所
『今思ったけど矛盾してるやん』
突っ込みたくなる場所だ
でも、それで笑ってくれる人はいない
だってずっと独りだから
??「滑ってて笑えないな」
『!?』
幻聴だと思った
ここには来れないものだと思ってた
『スマイル…』
sm「迎えに来たぞ、A」
なんでここに？
そっか、そっか、無意識に僕がここへ呼んだんだ
だって彼岸花が一輪足りないもん
『あっあの、スマイル、そのっ…！』
sm「…」
スマイルは何も言わずに抱き締めてくれた
暖かい、嬉しい
『ごめん、ごめんなさい…僕は、僕はっ！！』
sm「お前も好きでやったんじゃないんだろ？誰だって怖いことがある、って言ってたよな？
俺も、仲間が危ない時が1番怖いんだ」
『っ…ﾌﾌｯ、バカみたい』
sm「ｸｽｯ、そうだな、俺は馬鹿かもしれない」
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おみそ - ルカって名前が一緒で混乱してるww (2023年2月9日 18時) (
レス) @page3 id: dc34629a9d (このIDを非表示/違反報告)
ぴーす(プロフ) - 毎回更新されたら見てます！一番この小説が好きです！！頑張ってください！ (2023年1月3日 1時) (レス) @page47 id: aebeb79286 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フィア | 作成日時：2022年11月4日 18時
