■74. ページ30
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『……三輪くん』
絶体絶命のピンチに現れてくれのたのは三輪くんだった。
私にとっては彼がここに現れるのはとても意外だった。
「み……三輪先輩！千佳を……こいつを頼みます！キューブにされたうちの隊のC級です！ ぼくはここで川瀬さんと一緒に
三輪くんに助けを乞う修くん。そんな修くんを三輪くんは蹴り飛ばす。思わずの行動に私は驚きで目をかっ開いた。
「知るか、人に縋るな」
「……なんだ？お前はあいつの味方じゃないのか？」
「黙ってろ
そう言い、男の
私は女の
「あら？私の相手はあなたかしら？」
『そうだよ、あっちは男同士で戦ってるからこっち女同士ってね』
「あなたじゃ役不足だと思うけど？」
『言ってくれるじゃん。負けないよ』
「……あなたに構ってる暇はないのよ！！」
私に向かって黒い棘を何本も放つ。私は瞬時にグラスホッパーを出し避ける。負けじと女の
……浅かった。
『もう一回！！』
「生憎、あなたに構ってられないの」
そう言うと女の
いない！どこだ！！
辺りを見回すが女の
少しすると激しい音が響き渡る。私はそこに狙いを定め、グラスホッパーで向かう。飛びながら見ると修くんとレプリカの他にまたコピーしたラービットが女の
「言ったはずよ？悪あがきは好きじゃないの」
そして、女の
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