.46 臙脂 ページ48
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塔子「おっ、似合ってるじゃん！」
土門「どうも〜！」
春奈「お兄ちゃん、やったことあるの？」
鬼道「まあ、見てろ。
それにしても…いつからこの特訓を？」
吹雪「特訓ってわけじゃないんだ。
小さな頃から遊びの中で、自然に…ね。」
染岡「なんだ！結局遊びの延長じゃねぇか。
俺たち雷門イレブンの特訓は遊びとは違う！
苦しい特訓を超えてこそ意味があるんだ！」
A「染岡染岡！もうやめなって。」
吹雪「…やっぱりそういうの疲れるなぁ。
霞野さん、だっけ？君も大変だね。」
染岡「なにぃ！？」
A「…別に大変じゃないよ。
あと、Aって呼んでくれると嬉しいな。」
吹雪「Aさんね！よろしく。
…同じ力をつけるなら、楽しくやりたいな。」
一之瀬「一理、あるよね。」
染岡「なんだよ！一之瀬まで！」
一之瀬「見ろよ！円堂はやる気満々だぜ。」
一之瀬の指した先の円堂は楽しそうにスノーボードを足に固定し始めている。
円堂「俺、スノボーやるの初めてなんだ！
教えてくれ！…お？あっ？あっあぁーっ！止めてくれーっ！」
Aは転がり落ちる円堂を横目に苦笑いをしながら染岡をなだめつつ、彼女もこの特訓を少し楽しみにしていた。
A「こう？」
吹雪「そう、それでいいよ。
…それじゃ、滑ろうか！」
その合図で全員が一斉に滑り始める。
こう一気に始めると適応の差というか、コントロールというか、わかりやすく見えて来てしまう。
転がり落ちる者、雪玉に巻き込まれる者もいればすぐに上達して雪玉を避け始める者もいた。
春奈「お兄ちゃんに塔子さん、すっごーい！」
風丸((見えない…スピードに慣れていないせいなのか？))
風丸「…うわっ！」
A「大丈夫？風丸。」
すっと止まって手を差し出すAに風丸は劣等感を覚える。
風丸「…ありがとな。大丈夫だ。」
A「あっ」
Aの手を借りて立ち上がろうとした風丸はてっきり彼女が引っ張ってくれるのかと思ったのだがあっけなく彼女もろとも雪の中に転げ落ちた。
風丸「いってっ！」
A「なんで風丸私のこと引っ張るの！！」
風丸「はぁ！？お前が手を出したから…」
A「えぇい、引っ張り返してやる！」
風丸「うわっ…やめろっ転がる！うわーっ！！」
その言葉を最後に2人は転げ落ちていく。
夏未「…何やってるのかしら、あの2人。」
秋「仲が良い…のかな？」
ゲレンデを見渡すとあちらこちらに雪玉になったメンバーが散らばっていた。
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みき(プロフ) - 紗沙さん» お願いがありますがいいですか？ (2018年3月9日 17時) (
レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
紗沙(プロフ) - みきさん» コメントありがとうございます〜。申し訳ないのですがオチの方は決まっているので他の作品でご要望にお応えさせていただきたいと思います。すみません！ (2018年3月3日 8時) (レス) id: 74d74bb26e (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 豪炎寺くんオチの作品にしてほしいです！お願いしますm(__)m (2018年3月3日 6時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗沙 | 作成日時：2016年7月16日 9時
