.44 朝蘇芳 ページ46
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その瞬間あの時のように彼の雰囲気が一変する。
吹雪「…よっしゃぁああ！うぉお！！」
円堂「ま、まただ！」
吹雪「どけどけどけぇ！ったく、しょぼいなお前ら！
俺についてこれる奴はいねぇのか！？」
乱暴なドリブルで塔子、土門を押し抜かして行く。
その姿に吹雪のチームはうんざりし始めてしまう。
一之瀬「勝手すぎるよ…」
A「私たちのこと考えてない感じだね…」
特訓を見守るマネージャー人もこればかりはメンバーと同じことを感じてしまう。
秋「どうして誰にもパスを出さないの？」
夏未「昨日と同じだわ。
攻撃に向かうとまるで人が変わったようになるの。」
瞳子「…確かにね。吹雪くんはとてもトリッキーなプレイヤーだわ。
次のエイリア学園の試合でも、コントロールが難しくなりそうね。」
染岡「ちょっと待った！！」
染岡の掛け声に吹雪は立ち止まり、また元の雰囲気にいつの間にか戻っていた。
染岡「お前なぁ…一之瀬も鬼道もこっちに回せって声かけてんだろうが！」
吹雪「だって…僕いつもこうしてたし…」
染岡「白恋じゃそうでもうちでは通用しねえんだよ！
お前は雷門イレブンの一員になったんだ。
俺たちのやり方に合わせろ！」
吹雪「そんなこと言われても…そういう汗臭いの疲れるなぁ。」
染岡「誰が臭いって！？誰が！！」
A「ま、まあまあ！まだ入ったばっかりなんだから！」
土門「落ち着け染岡！」
目金「…とはいえ世界トップレベルのチームの中では個人技を生かしたプレイスタイルを重視するところもあります。」
A((火に油を加えるな！！))
目金「吹雪くんを中心とした白恋中は、まさしくそういうタイプなのでは？」
染岡「うちはうちだ！！白恋じゃねぇ！
どんなにスピードがあろうと、こんなに自分勝手な奴と一緒にやれるか！
…無理なんだよ、こいつに豪炎寺の代わりなんて！」
風丸「…それはどうかな。
俺は、吹雪に合わせてみるよ。」
風丸の言葉に誰もが振り返る。
さっき、吹雪に抜かされた風丸がそんな言葉を言うなんて誰が想像できただろうか。
いや、風丸だからかもしれない。
真面目で、努力を惜しまない彼だから吹雪のプレーを封じるよりも自分がそうなる方が良いと考えたのだろう。
染岡「はぁ！？お前何言って…」
風丸「…俺にも、吹雪のあのスピードが必要なんだ。
エイリア学園からボールを奪うには、あのスピードがなくちゃダメなんだ。
そうでなきゃ…また、前の繰り返しだ。」
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みき(プロフ) - 紗沙さん» お願いがありますがいいですか？ (2018年3月9日 17時) (
レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
紗沙(プロフ) - みきさん» コメントありがとうございます〜。申し訳ないのですがオチの方は決まっているので他の作品でご要望にお応えさせていただきたいと思います。すみません！ (2018年3月3日 8時) (レス) id: 74d74bb26e (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 豪炎寺くんオチの作品にしてほしいです！お願いしますm(__)m (2018年3月3日 6時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗沙 | 作成日時：2016年7月16日 9時
